寄付ラボ

寄付ラボ (第 22 回) - 寄稿

Let’s action! 寄付ラボコラム~カンパイチャリティ~

※ この記事は、公益財団法人 京都地域創造基金の鈴木 伸也さんによる寄稿記事です。

掲載:2015 年 7月 10日  

今、「乾杯!」が熱い! 「お疲れさま」「おめでとう」「ありがとう」―「では乾杯!」。ねぎらいや祝福、感謝の言葉とともに、自然とこぼれる笑顔。乾杯をするとき。それは人が人に対し優しくなれる、ハッピーな瞬間ではないでしょうか。この「乾杯!」を通して「地域にちょっといいこと」ができる取組をご存知ですか? 「カンパイチャリティ」は、参加店舗が提供する「カンパイチャリティメニュー」を注文すると販売額の一部が……
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寄付ラボ (第 21 回) - 寄稿

寄付ゴコロの芽生え (2)

※ この記事は、京都新聞社の日下田 貴政さんによる寄稿記事です。

掲載:2015 年 6月 26日  

「正当な思いはきっと通じる」 「正当な思いはきっと通じる」。新聞記者をしていると、そういう事例を何度も耳にしたり、経験もしたりする。願望でもあるが、「寄付集め」にも共通するかもしれない。 2014 年 11 月に京都市下京区の渉成園で「市縁堂」というイベントがあった。七つの NPO 法人や市民団体が寄付を来場者に呼びかける場で、私は関連講座の講師をしていた流れでたまたま傍聴したのだが、ある団体の発……
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寄付ラボ (第 21 回) - 寄稿

寄付ゴコロの芽生え (1)

※ この記事は、京都文教大学総合社会学部の杉本 星子さんによる寄稿記事です。

掲載:2015 年 6月 26日  

「求む、クールなNPO夢カタログ」 わたしの専門は文化人類学です。2004 年のインド洋大津波で、長年フィールドとしてきた南インドの沿岸部が大きな被害にあいました。多くの寄付が集まり、たくさんの支援団体が入り、いろいろなことが起こりました。正直、支援や寄付という言葉にまつわる胡散臭さに辟易していました。 そんなある日、被災地で活動する NGO を訪ねると、5、6 人の若い女性が真剣にパソコンに向か……
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寄付ラボ - 案内

2015年度「寄付ラボ」始めます。

※ この記事は、市民活動総合センター 森本のり子さんによる案内記事です。

掲載:2015 年 6月 12日  

「寄付ラボ」は、寄付をめぐる動きや、寄付を活用した事例を紹介する取組です。寄付に関するさまざまな思いやエピソードを、多様な立場の方にそれぞれの視点で執筆をお願いするとともに、取材も交え、みなさまに生の情報をお届けしたいと考えています。 昨年度は主に、寄付を受ける立場である NPO かつ市民活動団体や、日本の寄付文化醸成に向けて活躍されている方々の視点から「寄付ラボ」を連載しました。また、この連載を……
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寄付ラボ (第 20 回) - 寄稿

寄付の主役は誰でしょう?

※ この記事は、京都府立大学公共政策学部の杉岡 秀紀さんによる寄稿記事です。

掲載:2015 年 3月 27日  

私たちには色々な顔があります。有権者・市民としての顔、経営者・消費者や労働者としての顔、そして家庭では、親・夫(妻)・子・孫としての顔など、数え出したらキリがありません。それでは、NPO 分野ではどうでしょう。ここにも色々な顔があると思います。私だけでも NPO の理事、監事、元代表、会員としての顔など、少なくとも 4 つの顔があります。 何を言いたいのかというと、寄付を集める時であれ、寄付をする……
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寄付ラボ (第 19 回) - 寄稿

「わからない」に寄付を募ることについて

※ この記事は、特定非営利活動法人 劇研の杉山 準さんによる寄稿記事です。

掲載:2015 年 3月 13日  

私たちは、民間の小さな劇場を運営し、演劇やダンスの作品も制作しています。この頃は芸術・文化による地域づくり活動などもしています。劇場はすでに 30 年の歴史がありますので、関係者には知られていますが、一般にはまだ縁遠い存在かもしれません。私たちは昨年認定 NPO の認証を受け、より積極的に寄付集めを行おうとしています。「演劇やダンスに寄付?」少し違和感を持たれるかもしれません。「演劇やダンスは興行……
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寄付ラボ (第 18 回) - 寄稿

みんなの寄付があたたかな環を作り集いの場所を生み出す。

※ この記事は、NPO法人そよかぜ子育てサポートの小笠原 陽子さんによる寄稿記事です。

掲載:2015 年 2月 27日  

丘陵地帯の新興住宅地という環境と、少子化や高齢化の時代の流れに「子どもの付き合い方が分からない」、「近隣友人の出会いがない」、「長期療養に助け手が見つからない」などの悩みや孤育ての実感と SOS のニーズに答えて、活動してきました。温かい人とのつながりに心ほぐれて、子育を楽しみ喜びを抱く方々が増えています。支えあいのシステムで 2 人目、 3 人目の子どもを産む決心をする方も出てきています。期待さ……
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寄付ラボ (第 17 回) - 寄稿

みんながつくる寄付の輪 お互いの心がつながると寄附につながる。

※ この記事は、京都タオル帽子の会の大西 ふさ子さんによる寄稿記事です。

掲載:2015 年 2月 13日  

京都タオル帽子の会はフェイスタオル1枚でできる手作りの帽子を、がんと診断され、化学療法の副作用の辛い時期に医療施設を通じて無料で届ける活動をしています。 京都タオル帽子の会ではいろいろな方からご支援をしていただいています。会員であり帽子を縫ってくださるという支援、「帽子も縫えない、会にも参加できない、でも何かできることないかな」と会員になって会費を納めてくださる支援。タオルそのものを寄附してくださ……
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寄付ラボ (第 16 回) - 寄稿

あしながさんとの出会い

※ この記事は、あしなが育英会、京都府子どもの貧困対策検討会検討委員の東 千尋さんによる寄稿記事です。

掲載:2015 年 1月 23日  

みなさんは「あしながおじさん」という小説はご存知ですか?孤児院で育った少女が一人の資産家の目にとまり、毎月手紙を書くことを条件に進学のための奨学金を受ける物語です。少女に名前などの素性を明かさずに支援を続ける男性。唯一、少女が彼の姿を見たのは影。足の長い影。そこからその男性のことを「あしながおじさん」と呼んでいました。姿は見えない支援者の方々。私たちあしなが育英会でも継続的なご寄付で遺児支援をして……
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寄付ラボ (第 15 回) - 寄稿

寄付をするのも集めるのも市民。「共感型寄付」のカタチ

※ この記事は、祗園祭ごみゼロ大作戦実行委員会 の野池 雅人さんによる寄稿記事です。

掲載:2015 年 1月 9日  

「祗園祭のごみをゼロにしたい」 そんな想いをもって集まった民間事業者・ NPO ・行政等の 8 組織で、 2014 年度から始まったのが「祗園祭ごみゼロ大作戦」です。 例年の宵山行事期間に輩出されている一般廃棄物は平均約 60 トン。そのごみをゼロに近づけようという、数十万人の規模のお祭りでは全国でまだ例がない取組みです。 今年は 210 の屋台で販売されるお好み焼きやたこ焼き、焼きそばなどの食品……
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寄付ラボ (第 14 回) - 寄稿

寄付者の思い-「共感型寄付」と「信頼付託型寄付」

※ この記事は、一般財団法人社会的認証開発推進機構の平尾 剛之さんによる寄稿記事です。

掲載:2014 年 12月 16日  

「師匠も走る」という慌ただしい 12 月もあと数日で終わろうとしています。 師走と言えば、今年もさまざまな団体・機関が「歳末募金活動」を期間的なキャンペーンとして取り組まれたことと思います。街中で行われている募金活動も師走の風物詩として街の風景にとけ込んでいる様相もうかがえます。 寄付をお願いする際に多様な社会課題に向き合う活動に対して、個別・具体的な共感を促し寄付につなげる、「共感型寄付」という……
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寄付ラボ (第 13 回) - 寄稿

大規模災害における寄付金とは~復興期の地域と命を支える鍵

※ この記事は、公益財団法人 地域創造基金さなぶりの鈴木 祐司さんによる寄稿記事です。

掲載:2014 年 12月 12日  

発災直後、私が被災地入りをした 4 月という時期は、宮城県内だけで 1,000 か所の避難所があったと言われ、自衛隊を中心に水や食料をどのように提供するかという段階でした。今回のような規模では、どこにどれだけの人が避難をしているのか誰もわからないという状況になっており、宮城県では、国、県、自衛隊、ボランティア(という名の NPO セクター)が、毎日夕方の決まった時刻に会議をひらき、どの避難所で、誰……
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寄付ラボ (第 12 回) - 寄稿

寄附を呼び起こし、課題解決につなぐコミュニティ財団という存在。

※ この記事は、公益財団法人京都地域創造基金の戸田 幸典さんによる寄稿記事です。

掲載:2014 年 11月 28日  

コミュニティ財団という組織が日本で今、注目され始めています。 私の所属する京都地域創造基金(以下、当財団)は地域に根ざした市民参加型である日本初の市民コミュニティ財団であり、2009 年設立後からこれまでに 2 億 2 千万円を超える寄附を受け入れ、地域課題解決の主体に助成を行ってきました。今年の夏には全国の同種の財団とともに「全国コミュニティ財団協会」も設立し、まさに全国に広がりつつあります。 ……
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