NPO スポットライト (第 52 回)
第 51 回 NPO スポットライトに引き続き、NPO の世代交代・事業継承の物語。
京都の子ども・子育て支援の NPO 法人として 24 年活動している「京都子どもセンター」の 2 代目理事長であり、
NPO スポットライト (第 51 回)
NPO 法が施行されてから 25 年が経ち、世代交代を喫緊の課題と捉える NPO 法人が増えています。「うまくいく世代交代」や「成功する事業継承」のセオリーはなく、それぞれの組織で異なる形があります。
今回の NPO スポットライトでは、NPO ラジオ局のパイオニアである NPO 法人京都コミュニティ放送を実質的に受け継ぐこととなった、事務局長の藤本香さんと放送局長の西村遥加さ
NPO スポットライト (第 50 回)
通称「第九(だいく)」と呼ばれるベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調。合唱団による合唱が最終楽章で演奏されることから「合唱付き」ともいわれます。クラシック音楽を普段聞かない人も、ベートーヴェンの「歓喜の歌」または「歓びの歌」という合唱部分の名前とその旋律をご存じない人はいないといってもよいのではないでしょうか。
国内では毎年、大みそかに放送されるNHK交響楽団による「第九」の演
NPO スポットライト (第 49 回)
京都市を中心に、子どもや若者が安心して過ごせる居場所づくりと、相談サポート事業を展開するNPO法人コミュニティ・スペースsacula。2016年に木村さんがひとりで立ち上げ、任意団体として様々な事業を展開しながら2021年NPO法人を取得されました。
今日まで様々な人々の関わりをとおして作られてきた活動の経緯を
「巻き込んで、巻き込まれて、巻き込んでの繰り返しで今
NPO スポットライト (第 48 回)
あなたの思い出に残っている映画は何ですか?
映画とともに、当時の自分、一緒に見た人や映画を見たその日の思い出も一緒に蘇ってきます。
映画を通して目の前の現実から離れて遠い何かを追体験したり、感情が豊かになったり、心がふるえたり、考えさせられたり。
「この一本の映画で人生が変わった」という方もいるでしょう。
今回、スポットライトをあてるのは、
NPO スポットライト (第 47 回)
障がいのある人が働くことをサポートする「障害者の就労支援」が制度化されてから、約 20 年が経とうとしています。しかし制度が目指す「理想」通りとはいえません。
今回は、障害者の就労支援に取り組む NPO 法人ENDEAVOR EVOLUTION(エンデバー エボリューション)理事長の松浦一樹さんにスポットライトをあてました。
福祉は誰のためにあるのか。何のためにあ
NPO スポットライト (第 46 回)
ここ京都において、発足から 50 周年 (2023 年) でを迎える NPO 法人があるのはご存じでしょうか。しかも、正会員数 (NPO 法上で総会の議決権を持つ人) は約 1500 人という NPO 法人ではめったに見ない規模です。その団体の名前は「使い捨て時代を考える会」。
皆さん「使い捨て時代を考える会」と聞いてどんな印象をもたれたでしょうか。筆者自身は団体名だけを聞くと
NPO スポットライト (第 45 回)
団体名にある “ビルマ” は、タイ、インド、中国、バングラデシュ、ラオスと国境を接する東南アジアの国家、現在のミャンマーのかつての国名。1989 年、前年にクーデターを起こして成立した軍事政権により国名がビルマからミャンマーに改められました。現在、ミャンマーという国のことをよく知る日本人は少ないかもしれませんが、児童向け小説「ビルマの竪琴」や、過去 2 回にわたってこの小説を原
NPO スポットライト (第 44 回)
皆さん、“自助具(じじょぐ)”という名前を聞いたことありますか?
事故や障害などによって、思うように体を動かせない人達が、不自由さを軽減するために使う福祉用具になります。たとえば、片手が使えなくなったことを想像してみてください。手の爪を切る事が困難になったり、ペットボトルやジャムなど蓋の付いている容器の開けしめも難しくなります。また、身体の不自由さから自身の生活の事で周囲にサポー
NPO スポットライト (第 43 回)
「低栄養」や「偏った栄養状態」はどの年代にも起こり得ることで、誰しもが他人事ではありません。そうは思っていても、健康なうちはなかなか意識できないものでもあります。
普段忙しくてきちんとした食事をとることが難しい。
簡単に栄養が摂れる食べ物を知りたい。
○○という食材が体に良いらしいけど本当?
こうした食や栄養に関する不安や悩みを抱えている
NPO スポットライト (第 42 回)
フードバンク活動とは、安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、印字ミスなどの理由で、流通に出すことができない食品を企業などから寄贈していただき、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する活動で、「食品ロス問題」と「貧困問題」にアプローチをしています。
近畿農政局によると、京都においては 6 つの団体がフードバンク活動に取り組まれています。
NPO スポットライト (第 41 回)
世界保健機関 ( WHO ) では、ギャンブル依存症を「病的賭博」という疾病として診断ガイドラインを定めています。
カジノを含む統合型リゾート( IR )の設置を進める「 IR 推進法」が 2016 年に成立し、その 2 年後、IR の整備や運営ルールを定めた「 IR 実施法」とともに「ギャンブル等依存症対策基本法」が制定されました。
IR の議論とともにギャン
NPO スポットライト (第 40 回)
京都にある古くて “新しい” まち「向島ニュータウン」。ニュータウンの再生、向島地域全体の活性化のために、6 年前の 2017 年、「向島ニュータウンまちづくりビジョン」が策定され、地域と地域の事業者、行政によるまちづくり推進会議による様々な取り組みが行われてきました。推進会議の中心で活動を進めてこられた向島まちづくり情報発信グループの神門 正和(ごうど まさかず)代表と、NPO 法人向島駅