NPO スポットライト (第 16 回)
日本で新型コロナの感染が拡大し、はや 1 年が過ぎました。
NPO・市民活動でも、第 1 波の際には多くの団体が活動自粛を余儀なくされましたが、第 2 波以降は、オンライン活用や感染対策など様々な工夫を凝らして活動を再開する団体が増えました。
しかし、活動の性質や対象者の特徴などから、再開がしづらい活動もあります。
中でもなかなか再開できない
NPO スポットライト (第 15 回)
キャリアプラン、キャリアビジョン、キャリアパス、パラレルキャリア・・・。
最近、「キャリア」という言葉が世間に溢れかえっています。
加えて、女性の活躍推進やグローバル・ジェンダー・ギャップなどなど。
女性とキャリアを結びつける制度ができ、女性の生き方そのものが大きく揺れ動いています。
「女性の働き方」といっても、その内容はひとそれぞれ。
NPO スポットライト (第 14 回)
量子をご存知でしょうか?
女性の名前ではありません。「りょうし」と読みます。
量子というのは、粒子 (りゅうし) と波の性質をあわせ持った、とても小さな物質やエネルギーの単位のこと。原子や分子を構成している電子や原子核といったナノサイズ ( 1 メートルの 10 億分の 1 ) あるいはそれよりも小さな、目に見えない世界です。
それらは目に見える世界
NPO スポットライト (第 13 回)
今年 (2021 年) 1 月、しみセンに、ある市民団体から SOS のメールが届きました。コロナ禍で存続の危機に陥っているというのです。
お話をお聞きして驚いたことに、その団体は 70 年以上の歴史があり、活動の規模もかなり大きなものでした。企業からの寄付やイベントの開催で運営を行って来ましたが、コロナ禍でイベントの中止が相次ぎ、事業による収入が途絶えてしまったとのこと。法人格
NPO スポットライト (第 12 回)
社会福祉士や精神保健福祉士、公認心理士などの対人援助の専門資格を持って働いている方がいらっしゃいますが、対人援助職者の方々が家族にまつわる勉強の機会は少ないのだそうです。
日本では、家族を 1 単位とした支援の枠組みが少ないですが、支援を行う方の背後には家族があります。
新型コロナウイルス感染拡大による自粛要請で家にいる時間が長くなったことで家族内の問題が深刻化し、
NPO スポットライト (第 11 回)
天狗が棲むと伝わり、悠久の時を刻んできた鞍馬の山。時代祭の夜に京都三大奇祭の一つに挙げられる「鞍馬の火祭」が行われるほか、国内外から大勢の観光客を集める、京都を代表する観光地でもあります。
しかし、2018 年 9 月に京都を直撃した台風 21 号は、鞍馬山の森に甚大な被害を及ぼしました。京都市街と地元をつなぐ重要な交通インフラである叡山電車もいまだに復旧ならず、運行
NPO スポットライト (第 10 回)
政府や地方自治体の相談窓口に寄せられた DV の相談件数は、コロナ禍で 1.4 倍~ 1.6 倍に増えています。外出自粛で在宅時間が長くなる中、生活不安やストレスなども重なり、家庭内で問題が起こりやすくなっているのです。
政府もこの事態を重く受け止め、「男女間暴力対策課」を新設したり、DV 被害者が電話で相談しやすくするため、覚えやすい 4 桁の全国共通短縮ダイヤル「#8008(
NPO スポットライト (第 9 回)
阪急東向日駅から歩くこと25分。
住宅地の先にぽっかりと見えてくる竹林が、今回スポットライトを当てる「籔の傍(やぶのそば)」の活動の拠点です。
乙訓地区は、平安時代より竹細工やタケノコなど、竹の産地として知られてきました。けれども近年、国産の竹の需要が減り、竹林は放置されるようになりました。
手入れをされず増えすぎた竹は、雑木林に侵入してほか
NPO スポットライト (第 8 回)
2025 年に日本は「認知症 700 万人時代」を迎えます。鍵を握るといわれているのが、「認知症とともに生きる」社会や地域の在り方。各地で認知症の方や家族、地域の方が集う「オレンジカフェ」や「オレンジサロン」(※1) が開催されています。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、このような活動は感染リスクが高いとして、中止が相次ぎました。メディアでは「感染するリスク」に報道が偏りがちです
NPO スポットライト (第 7 回)
今回ご紹介するのは、心の病のある人が地域で安心して暮らせるよう、西京区を中心に活動されている「NPO法人なんてん」さん。
1997年当時、心の病のある人への制度がなく、社会の障がいへの理解がないという状況の中、当事者の方や地域の関係団体が連携して立ち上がった団体です。
今回は、NPO法人なんてんの職員の皆さんに、団体や活動について伺いました。<
NPO スポットライト (第 6 回)
今回お尋ねしたのは、デザインの力で地域社会の活動を応援していくことをテーマに掲げる「NPO 法人やさしいデザイン」(以下、やさしいデザイン)さんです。 やさしいデザインのオフィスは、様々なベンチャー企業や研究施設が集まる京都リサーチパーク(KRP)のスタジオ棟という建物の中にあります。訪問したのは7月半ば、梅雨の合間の曇り空、KRP は徒歩や自転車で行きかう人の姿が多くみられ、活気にあふれて
NPO スポットライト (第 5 回)
無実であるのに犯罪者として扱われてしまう「冤罪(えんざい)」。罪もない人が「犯罪者」として扱われ、裁判や再審の末に「無罪」を勝ち取る姿を、ニュースでもたびたび目にします。長い年月を刑務所で過ごさざるを得なかった方々の時間の重みに想いをはせると、その理不尽さに憤りを感じることもありませ
NPO スポットライト (第 4 回)
「自然の豊かな所で子育てをしたい」「子どもたちにいのちの大切さを伝えたい」そんなふうに思っている保護者の方は多いのではないでしょうか。
でも、現代社会に暮らしていると、なかなか自然に触れる機会がないことも。
今回ご紹介するのは、「はたけから たべるまで まるごと たいけん !!」をモットーに、京都市左京区、大原・三千院近くで、親子で気軽に参加で