寄付ラボ 第 46 回寄稿

掲載日:2016 年 12月 9日  

クラウドファンディング=ネットで寄付→集まりやすい!
そのように考えている方は多いのではないでしょうか?
SNS を使った拡散など効果的と思われますが、本当のところはどうでしょうか・・・。

寄付方法に応じた活動 PR の大切さ

このページのコンテンツは、認定 NPO 法人アンビシャス / 湯浅 あやのさん寄稿による記事です。

活動の様子

私たち認定 NPO 法人アンビシャスは、1999 年の活動当初より犬のしつけ・訓練に意識の高い飼い主が会員となり、自分の飼い犬とともにドッグセラピー活動を続けてきました。 「犬」をキーワードに活動を続けており、子どもたちに命の大切さを伝える「いのちの授業」、「ペットと防災」などの活動をしています。

活動当初は、ドッグセラピー活動の回数も少なく、資金的にもなんとかやりくりできていましたが、 今では年間 100 回以上と回数も増え、啓蒙活動が主となる「ペットと防災や」「いのちの授業」が増えてくると活動資金が必要となってきました。

もちろん HP 上では寄付への呼びかけをし、振込やクレジットカード決済などの利便性を考えた方法も取り入れていましたが、なかなかコンスタントな寄付にはつながりませんでした。

そこで、たまたま声をかけていただく機会があったクラウドファンディングに挑戦してみることにしました。

私たちのはじめの認識では、クラウドファンディングはネットを通じての寄付なので、
たくさんの方に目に止まる=寄付が集まると安易に考えていました。
しかしながら、そんな簡単に集まるわけがありません。

クラウドファンディングのプロジェクトを始めるにあたっては事前に知人などに宣伝をしてプロジェクト賛同者をつくり、プロジェクト開始とともに呼び水となる寄付をしてもらうことが成功の秘訣らしいのですが、わたしたちはそこまでの根回しをしていませんでした。
結果、ある程度の寄付は集めることはできたものの目標額には届かずプロジェクトは失敗に終わりました。

寄付をお願いする際は、活動内容やどんなことがしたいのか、どんなことができるのかを明確に伝えることが大切です。
しかし、クラウドブァンデイングでは日頃から SNS を使って活動を PR し、活動に賛同や協力してくれる人脈を広げていくことも大事だと感ました。
寄付にもいろいろな方法があります。
募金など間口を広くいろいろな方に向けて募る寄付方法もあれば、クラウドファンディングのように、ある特定のプロジェクトにスポットをあてそれに向けて寄付していただく方法もあります。

寄付を集めるにあたって、寄付の方法はもちろん寄付していただきたい方はどんな方なのか、どういうアプローチをするかを見極め、それに合わせた色々な媒体(パンフレット、ホームページ、FB ・ツイッター)を効果的に使う PR 活動が寄付につながると感じました。


湯浅 あやの

認定 NPO 法人アンビシャス

湯浅 あやの(ゆあさあやの)さん

認定 NPO 法人アンビシャス広報担当。JKC 愛犬飼育管理士。アンビシャス認定セラピードッグの愛犬りえると共に日々活動中。

認定 NPO 法人アンビシャス

1999 年より活動開始。2004 年に NPO 法人アンビジャスへ発展、2015 年に京都市で 10 番目の認定 NPO 法人へ。
ドッグセラピー、いのちの授業、ペットと防災を軸に人と動物が共生するやさしい社会の実現を目指して活動を展開しています。
2016 年京都オムロン地域協力基金「ヒューマンかざぐるま賞」受賞。


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