ボランティアスイッチ 第 1 回インタビュー

掲載日:2014 年 8月 15日  

社会に一歩踏み出し、活動する人の声をとりあげる「ボランティアスイッチ」。記念すべき第 1 回は、村田直さんにお話を伺いました。

多様な人と関われることがボランティアの魅力

  • 社会教育
  • 環境保全
  • 観光・文化・芸術

このページのコンテンツは、村田 直 さんを、京都市市民活動総合センターの伊原 千晶がインタービューした記事です。

活動の様子
たくさんの備品を確認する村田さん(奥)

きっかけは高校時代の友人

京都市内にお住まいの村田さん。昨年からボランティア活動を始めました。きっかけは、高校時代の友人。20 年ぶりに会った友人は福祉の現場で働いており、仕事の話を聞くことで、「自分も何か役に立てたら」と思ったことが大きなきっかけだったそうです。しかしボランティアの探し方がわからず、友人に尋ねたところ、「ひと・まち交流館に行けばなにかあるよ」と教えてもらい、足を運んだことが、第一歩でした。

いろんな人の話が聞ける―ボランティアの魅力

現在は、博物館のボランティア、イベントのボランティアなど、仕事が休みの日に活動できるボランティアを探し、参加されています。ボランティア探しの軸は「自分の仕事が休みの日に活動できるかどうか」。社会人にとっては重要なポイントですよね。

7 月 15 、 16 日に行われた祇園祭ごみゼロ大作戦 (※1) にも参加し、スタッフとボランティアをつなぐ役割として活躍されました。

延べ 2,000 人ものボランティアが参加したごみゼロ大作戦に参加し、「これだけいろんな人がいるんやなと思った」と話す、村田さん。仕事の同僚は、自分と似た価値観の人が多く、お客さんも仕事上の関係。普段の生活では会うことのできない、様々な年代、所属、価値観の人と関わり、話や考えが聞けることが、ボランティアの魅力だといいます。

早ければ早いほどお得?

祇園祭ごみゼロ大作戦には多くの高校生、大学生がボランティアとして関わりました。活動を頑張る若者たちを見て、「若いころからこのような活動に目覚めていたら…うらやましい。早くから目覚めていたら、幅広い世界を知ることができて得をすると思う」と村田さん。

ボランティアは「誰かの役に立つ」だけではなく、自身にも“お得”なことがたくさんあるのだと実感されている様子でした。今後も、幅広い分野のボランティアに参加してみたいとおっしゃっていました。また、今回のごみゼロ大作戦で、環境分野の活動にも興味が出てきたそうです。

注 1:

祇園祭ごみゼロ大作戦とは、夜店や屋台の協力のもと、約60万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替える取り組みです。今年の祇園祭ごみゼロ大作戦では、のべ 2,000 人のボランティアが参加しました。
http://www.gion-gomizero.jp/


話し手

村田 直

村田 直さん

インタビューワ

京都市市民活動総合センター

伊原 千晶

インタビューを終えて (あとがき)


みなさんも、”ボランティアスイッチ”を ON にし、新しい世界をみてみませんか?


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