イベントの内容

• 13：30 ～ 14：30 ◇講演『新惑星探し 160 年』
  • 海王星の遥か彼方の軌道を公転している未知の天体を探す試みは、冥王星が惑星から外れた今も世界中で行われています。160 年にわたる新惑星探しは天文学者の夢と努力とそして悲劇の物語です
  • 講師：作花 一志 氏 (京都情報大学院大学 教授)
    京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了 (理学博士) 。専門は古天文学。歴史に残された天文記事を計算で再現し天変と言われた現象や過去から未来の惑星直列や小惑星ニアミスなどを調べている。また、天文教育普及研究会にて編集委員長を長く務めた。著書「天文学入門」(オーム社)「歴史を揺るがした星々」「天変の解読者たち」(恒星社厚生閣) など。
• 14：45 ～ 15：30 ◇ 4 次元宇宙シアター 『3D メガネでみる宇宙のすがた～リュウグウなどの小惑星や流星群と彗星のお話～』
  • 国立天文台 4 次元デジタル宇宙プロジェクト提供の Mitaka に京都大学独自の天文映像を織り交ぜ、3D メガネをかけて立体的に見ながら、宇宙のすがたを紹介します。地球を離れて、太陽系を飛び出し、銀河系を抜けて、宇宙の地平線まで見ていきます。特に今回は、小惑星探査機「はやぶさ 2」が到着したリュウグウのような小惑星や彗星と流星群のお話太陽について、ていねいにお話しします。
  • 講師：青木　成一郎 (京大天文台 天文普及プロジェクト室室長 / 京都情報大学院大学　准教授)
    東京大学大学院理学系研究科博士後期課程修了 (博士 (理学) )。専門は宇宙プラズマ物理学。天文教育普及にも力を入れており、4 次元宇宙シアターによるイベント運営多数。「京都千年天文学街道」実行副委員長。「平成 25 年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞 理解増進部門」受賞。著書「東日本大震災と災害周辺科学」(古今書院) など。