ETIC.「社会起業塾イニシアティブ」-2020 年度

このページのコンテンツは、NPO 法人 ETIC. が実施する助成情報です。

概要・趣旨

社会起業塾は、創業期の団体が、実践と学びを往復しながら、自分たちの事業や自分たちを進化させていくプログラムです。
ここで言う創業期とは、アイデアを実践し、改善を重ねながら事業の軸を固め、サービスを軌道に乗せていく段階を指します。目安としては創業から 2 ～ 3 年まで、スタッフは 1 ～ 5 名程度です。

なお、2020 年度は、新型コロナウイルスの感染拡大がもたらす社会環境の変化や制約により、対面での事業実施が困難な場合があると思います (特に新規創業の場合)。残念ながら、期間中に実践ができない場合は、社会起業塾のプログラムを十分に活用するのは難しいため、今年はその点も踏まえた応募条件を設定させていただきます。

助成の対象となるもの

• NEC 社会起業塾：ICT を活用し解決できるような、先駆的な社会課題に取り組む事業
• 花王社会起業塾：これからの新しい生活文化をつくる事業
• 特別メンバー：上記のテーマに限らず、特定の社会課題解決に取り組み、プログラムを有効活用できると認められた事業

助成の応募・申請要件

【選考基準】
以下の 1 および 2 を重視しながら、3 も加味して選考を実施します。

1. 起業家や経営チームに関する基準
   • 起業家精神とリーダーシップ
     　　難しい状況でも粘り強く取り組み、自身を進化させ、他者の協力も得ながら道を切り開いていくマインドがあるか。
   • ビジョンと情熱
     　　何としてもその課題の解決に取り組んでいきたいという強い思いがあるか。
   • 実現力
     　　事業の立ち上げにあたって必要な能力やスキルを有しているか。
2. 課題設定や事業の内容に関する基準
   • 課題設定
     　　誰のどのような課題を解決したいのかが明確か。その課題に取り組むことは社会的に重要か。
   • 期待されるインパクト
     　　事業が成長していった先に、どのようなインパクトの広がりが期待できるか。
   • 持続可能な収益モデル
     　　現時点で完璧な見通しが立っていなくとも、どのように資金的な手当をしていくかの仮説があるか。
3. プログラムを最大限活用する準備に関する基準
   • メンターや他者の助言に耳を傾けながら、事業の徹底的な検討と現場での仮説検証に自ら取り組み、 必要であれば根本から見直すという準備ができているか。

団体の場合

1. 代表者をはじめ、活動の中心メンバーが 18 ～ 39 歳程度であること
   • 法人化の有無および形態 (営利法人 / 非営利法人) は問いません
   • 学生・社会人の区別は問いません
2. 顧客 / 当事者に対してサービスやプログラムを提供した実績があるなど、すでに活動に取り組み始めていること
3. 2020 年度にも事業活動を実施する予定であり、それが社会的制約の中でも可能なこと
   • 例 1) オンラインでのサービス提供をしている (予定も含む)
     例 2) 医療・福祉や教育の分野などで、感染拡大防止にも十分対応しながら顧客のニーズに対応して活動を行っている
4. 選考に関連するプログラム、期間中に開催されるミーティング・研修、最終報告会やパートナー企業報告会に、代表者が参加すること
5. 事業進捗シート (月 1 回程度) など指定書類の作成・提出をすること

• 研修はすべてオンラインでの実施を基本としますが、新型コロナウイルスの感染拡大による影響が終息し、 社会的に適切と判断される場合、対面でのセッションに変更の可能性があります。

過去の助成者	https://kigyojuku.etic.or.jp/entrepreneurs/

研修スケジュール	https://kigyojuku.etic.or.jp/program/

募集要項詳細	https://kigyojuku.etic.or.jp/apply/

助成実施団体詳細

団体名	NPO 法人 ETIC.
所在地	〒150-0041 東京都渋谷区神南 1-5-7 APPLE OHMI ビル 4 階
電話	03-5784-2115
FAX	03-5784-2116
Web サイト	https://www.etic.or.jp/
その他の連絡先等	お問い合わせフォーム