助成情報

掲載日:2019 年 11月 9日  

対象条件 NPO法人 個人 任意団体・地域住民組織など その他の非営利法人 
必須実績 特になし 
実施期間

原則として 2020 年 4 月~2021 年 3 月の間に実施される調査研究を対象とします。

応募・申請期間

2019 年 12 月 10 日 (火)

高木仁三郎市民科学基金 第 19 期「国内枠助成」-2020 年度

  • 科学技術・学術
  • 政策提言・行政監視
  • 範囲:100万円以上

このページのコンテンツは、認定 NPO 法人 高木仁三郎市民科学基金 が実施する助成情報です。

概要・趣旨

 高木基金の目的は、現代科学がもたらす問題や脅威に対して、専門的考察に裏付けられた批判を行える「市民科学者」を育成・支援することです。
 未来を切り拓く科学は、政府や産業界の出資と管理のもとで進められる科学者の職業的営みからではなく、真の公共性、公益性を体現した市民の自発的活動の中からこそ生まれてくるはずだという期待を込めて、高木基金では、NPO・NGO や市民グループで活動しながら「市民科学者」をめざす人を積極的に応援したいと考えます。

助成の対象となるもの

市民科学の視点に立った調査研究活動を助成します。
調査研究の分野は特に限定しません。

【市民科学とは】
 市民科学の課題は、高木仁三郎によれば、「未来への希望に基づいて科学を方向づけ、持続可能な未来を築くための構想を提示し、人々の心に希望の種を播き、組織し、変革への流れを生むこと」です。市民科学は、市民社会が実際に直面する不安や問題から出発し、その成果も市民の評価に委ねられます。
 市民科学者という表現には、学術研究を職業とする者だけが科学者なのではなく、市民が科学知識と批判力を自分たちのものにする必要があるという考えが込められています。市民科学は、市民の立場に立ちつつ、市民の知を、専門性を持って市民の側から組織していくことをめざします。科学の暴走をくい止め得るのは、まさにそうした「カウンター・エキスパート」としての市民に他ならないでしょう。
 地球市民としての自覚のもと、科学的知識と考察に裏付けられた構想力と想像力を備え、独立した批判を行える人が、市民科学者です。

市民科学者には、次のような役割が期待されます。

  1. 現代の科学技術が、人々の生存と地球環境への脅威となっていることを認識し、市民と不安を共有する立場からこれを批判し、対抗的な評価を提起すること。
    何が脅威であるかを明らかにし、それを取り除くための調査・研究を進めること。
  2. 自ら市民として、常に生活者の感覚や視線でものを見ることに基盤におきながら、科学技術の問題にアプローチすること。
  3. 最終的な政策決定者は市民であるという立場から、市民との密接な相互作用を通して、市民の判断材料となる情報を提供し続けること。
    政府や産業側の科学技術情報を批判的に解読し、その情報がどのような意味や影響を持つのかを、市民に理解可能なかたちで伝えること。
  4. 現代における科学技術の選択が、将来の世代にどのような負担をもたらすかを常に吟味し、世代間倫理に基づく問題提起を行うこと。

【高木基金の助成の視点】
高木基金が助成する調査研究は、前記の市民科学の実践として、次の要件を満たすことが望まれます。

  • 市民社会や地球環境の脅威となる科学技術や、それに関わる公共政策の問題点等を批判的に検証するもの。
  • 専門性に裏付けされた想像力と構想力を持ち、調査研究・研修の方法や実施計画、予算などが合理的であるもの。
  • 調査研究の成果を、市民社会に還元する方法や、政策転換を求める道筋などを具体的に展望しているもの。
  • 今回の調査研究のみにとどまらず、将来にわたって、市民科学者を目指して努力していく意志を持っているもの。

限られた財源の中で、市民科学にふさわしい調査研究を重点的に助成するため、次のような申請は助成対象としない場合がありますのでご注意下さい。

  • 公的な助成金や、企業などから十分な支援が得られると思われる内容・水準のもの
  • 相当の規模や実績を持ち、独自の資金調達で活動ができると思われる団体からのもの
  • 外部の研究者への委託研究を主体とするもの
  • キャンペーン活動、映像等による記録、情報発信等を主とした活動 (過去には、助成の対象としていましたが、今回は、具体的な調査研究活動を優先します)
  • 同種のテーマでの応募は連続 3 回までとします。過去に高木基金から助成を受けた調査研究を継続して応募する場合は、そのことを明記してください。

助成の応募・申請要件

  • グループ・団体での応募の場合、法人格等の制限はありません。一般の市民グループも助成の対象となります。
  • 調査研究 (一般 / 継続) 枠については、大学や研究機関などに所属し、科学研究費などの獲得が可能な方からの応募も受け付けますが、選考に際しては、そのような研究費等の獲得が難しい立場の方からの応募を優先します。

【対象者】

  1. 【若手研究支援】
    厳密には定めませんが、20 代から 30 代前半の個人を想定しています。学歴や研究者としての資格等の条件はありません。
  2. 【調査研究 (一般)】
    対象者:高木基金にはじめて応募する、あるいは高木基金から過去に 1 回、助成を受けた実績のある個人・グループ。
  3. 【調査研究 (継続)】
    対象者:高木基金から 2 回以上の助成を受けた実績のある個人・グループ。
過去の助成団体情報など http://www.takagifund.org/archives2/top.php
募集要項詳細 http://www.takagifund.org/apply/data/yoko_2020.pdf

申請の方法

 高木基金のウェブサイトから助成申込書をダウンロードし、必要事項を入力の上、出力した書面を郵送して下さい。同時に入力済みの助成申込書を電子メールで高木基金事務局へ送信して下さい (書面の申込書を正本とし、電子メールのみの申込みは認めません)。

事前相談
 正式の応募前に、希望に応じて事務局が「事前相談」を受け付けます。高木基金に初めて応募をする方は、事前相談を利用することをお勧めします。事前相談を希望の方は、助成申込書の下書きを作成した上で、原則として 11 月 30 日までに、メールか電話で事務局に申し込んでください。募集期間終了間際の事前相談には対応ができない場合があります。

応募・申請書のダウンロード

その他のデータ・期間等

助成内容・額

総額:1,000 万円

【若手研究支援】

  • 予算:100 万円
  • 1 件あたりの助成金額:30 万円まで

【調査研究 (一般)】

  • 予算:600 万円
  • 1 件あたりの助成金額:100 万円まで

【調査研究 (継続)】

  • 予算:300 万円
  • 1 件あたりの助成金額:原則として50 万円まで
実施期間

原則として 2020 年 4 月~2021 年 3 月の間に実施される調査研究を対象とします。

応募・申請期間

2019 年 12 月 10 日 (火)

締切注意
  • 締め切り日当日の消印があれば有効です。
  • メール申請は、締切日の までに送信してください。

助成実施団体詳細

団体名 認定 NPO 法人 高木仁三郎市民科学基金
所在地 〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町 4-15 新井ビル 3 階
電話 03-3358-7064
FAX 03-3358-7064
メール info@takagifund.org
Web サイト http://www.takagifund.org/

この助成に対するレビューを書く

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、レビューを送信してください。

上へ