中央共同募金会「災害時要支援者緊急支援事業」

このページのコンテンツは、社会福祉法人 中央共同募金会 が実施する助成情報です。

概要・趣旨

• 中央共同募金会 (以下「本会」という) では、「赤い羽根 災害ボランティア・NPO 活動サポート募金 (災害ボラサポ)」により、災害支援活動に対する助成を行うなかで、災害時特に特別な配慮を有する「災害弱者」といわれる人々にとって、発災時の避難や避難後の生活に非常に多くの困難があることをあらためて認識しました。
• この度本会は、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律 (平成 28 年法律第 101 号)」に基づく指定活用団体である一般社団法人日本民間公益活動連携機構 (JANPIA) により資金分配団体として採択され、「災害時要支援者緊急支援事業」の実行団体を募集することとなりました。
• 本助成事業は、災害時に要支援者となりうる人々の支援団体や当事者団体のネットワーク組織が、災害発生時にそのネットワークを生かして緊急的に展開する支援活動を資金面で支えることを通じて、要支援者の命を守り安心して避難生活等を送ることができる環境づくりをめざして、実施します。

助成の対象となるもの

この助成では、以下のような事業を想定しています。

災害が起きた際に、ネットワーク団体が、自らがもつネットワークを活かして、被災地で要支援者に対して展開する支援活動 (災害が発生した際の緊急的な支援活動についてのみ助成対象となります)。

• 本会は、災害が起きた際に上記支援活動の展開を計画するネットワーク団体をあらかじめ公募し、審査のうえ、本助成の実行団体として事前登録します。
• 災害が起きた際には、本会は、事前登録した実行団体にその災害における事業計画書・資金計画書の提出を求めたうえで、助成します。
• 対象事業は、大規模災害発災後概ね 6 か月以内の、緊急支援、復旧・生活再建支援活動とします (支援活動の内容を踏まえた事業計画書・資金計画書を含んだ資金提供契約を締結して、事業実施いただくこととなります)。

※ 上記の事業を行うことにより、災害時、本来特別な配慮が必要とされながら、支援の手が及んでいなかった要支援者に対して、物資、情報、支援活動がスムーズに届けられることを目的とします。
※ その結果として、要支援者の避難生活の質の向上や、災害支援制度へのアクセス数、必要な支援につながったケース数などが増えることを求めます。
※ 事業の成果目標として、事業を通じて、その取り組みや要支援者のニーズが社会に伝わることにより、次の災害に生かされること、行政やさまざまな団体・機関等において、要支援者への支援方法の向上につながっていくことが期待されます。

助成の応募・申請要件

法人格の有無は問いませんが、応募時点で団体が設立されており、助成対象事業の実施体制が整っていることが必要です。

• 常時の医療的ケアを必要とする人々
• 障がいがある人々
• アレルギー性疾患等のある人々
• 外国にルーツがある人々
• 認知症高齢者等
• 災害時に特別な配慮が必要とされる人々の、支援団体や当事者団体のネットワーク組織

募集要項詳細	https://www.akaihane.or.jp/wp/wp-content/uploads/39d1b813504e20cdf4884412fc36e26b-1.pdf

助成実施団体詳細

団体名	社会福祉法人 中央共同募金会
担当者名	基金事業部 担当・田中、熊谷
所在地	〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-3-2 新霞が関ビル 5 階
電話	03-3581-3846 ※ 月曜 ～ 金曜の 9：30 ～ 17：30
メール	kyumin@c.akaihane.or.jp