味の素ファンデーション「”食と栄養”国際支援プログラム (AIN) 」-2026 年度

このページのコンテンツは、公益財団法人 味の素ファンデーション が実施する助成情報です。

概要・趣旨

AIN は、開発途上国の「食と栄養」の国際協力の現地活動支援を通して、開発途上国の人々の生活の質の向上を目指す助成プログラムです。

各国・地域の自然環境、社会・経済状況、文化などに根ざした「食と栄養」への取り組みは、日々の暮らしの中で繰り返し営まれることにより、一人ひとりの栄養改善にとどまらず、世代や性別を超えて継承され、やがて地域の自信と誇りにつながっていきます。

人々の、地域の、そして地球の持続可能な＜生きる力＞を育む「食と栄養」分野の国際協力活動を、本プログラムを通して皆様と共に創っていくことができれば幸いです。

助成の対象となるもの

■対象となる課題
「食・栄養」分野に関連する課題

• 「食と栄養」分野の課題解決に向けた主な活動とは、栄養の改善活動および食と栄養を切り口とし、地域の優先課題の解決促進に資する社会的な仕組みづくりのことです。
• 保健分野については、人々の疾患予防や健康増進につながり、良好な「食と栄養」生活の土台をつくるものである限り対象に含みます。
• すべての課題について、社会・文化・宗教的な理由により見解が分かれるような事業に対する支援は、慎重に検討します。

■対象となる活動の種類
実践活動

• AIN の成果として、プロジェクト前後の変化を確認できるようにしてください。
• 将来的に「実践活動」につながることが期待できる場合は、「教育・教材等開発/提供」や「技術研究」についても対象となります。申請書にその点について明記してください。
• ・食と栄養の課題解決を目指した経済的利益を得る活動については、持続可能な仕組みづくりの手段として受益者にその利益が再分配されるものであれば対象とします。
• 食材等の物資提供や配布のみで完結する事業は対象外とします。ただし、自立・継続の過程であれば対象とし、計画を申請書に明記してください。
• 成果結果を専門誌等に投稿する意欲のある実践研究を応援します。

■対象となる国
中南米、アフリカ、アジア、中東、大洋州 (日本を除く)

• 事業実施にあたり、安全性の確保に大きな問題がないこと。
• 本プログラムでは、「食と栄養」分野での活動経験がない団体による新たな挑戦も歓迎しています。

助成の対象とならないもの

物品の寄付や施設の建設のみで完結する事業。ただし「建設事業」については、診療所、学校、食事、加工施設などの施設建設が事業目標を達成するための費用の一部、という位置づけの場合は対象として扱うことができますが、建設費は助成申請総額の 50% を上限とします。

助成の応募・申請要件

1. 原則として、日本に拠点を有する団体であること (日本語でコミュニケーションがとれること)
2. 原則として、非営利団体 (法人格の有無は不問) であること
3. 組織を発足させてから 2 年以上の事業実績を有すること
4. 事業を展開するための現地事務所、またはカウンターパートがいること
5. 政治的、宗教的活動は類似の行為を含めて一切行わないこと
6. 同一団体への再度の支援については、同じ国または異なる国に関わらず、前回の支援完了後 1 年空いていること (連続助成不可)
7. 共同事業体での申請も可とする。但し、以下の条件を満たしていることを必須とする。
   1）代表団体を決定し、代表団体から責任者を選出すること。
   2）事業期間中、代表団体・責任者の変更は原則として認めない。
   3）AIN 事務局とのコンタクト先は代表団体とし、代表団体が必ず報告書提出等の責任を負うこと。
   4）個々の団体が、申請者の資格 1～6 を満たしていること。

プロジェクト紹介	https://www.theajinomotofoundation.org/case/

活動紹介動画	https://www.youtube.com/channel/UChy2Sdzo-AHsAfmijv0WF7w/videos

募集要項詳細	https://www.theajinomotofoundation.org/wordpress/wp-content/themes/taf/pdfs/ain/jp/AIN_application_guidelines_for_FY2026.pdf

助成実施団体詳細