対象条件 | 個人 |
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必須実績 | 特になし |
実施期間 |
2025 年 10 月から 2 年間 |
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応募・申請期間 |
2025 年 3 月 25 日 (火) |
ニッセイ財団では、21 世紀の社会が活力あふれる真に豊かな社会となるためには、調和のとれた社会・自然環境に支えられた、活力と創造性ある人間性豊かな生活環境を一層確立していくことが重要と考え、豊かな人間生活にとって欠かせない基盤の一つである環境の改善・充実に資する研究に対し、助成を行います。
<2025 年度設定テーマ>
テーマ 1:持続型社会の構築に向けた地域循環共生圏の形成
持続型社会を構築するには、各々の地域における持続可能な地域づくり (SDGs のローカル化) が求められます。その実現のためには、多様な主体の参加と協働により、地域資源を活用しながら都市と農村が連携し、地域の特性を活かしつつ地域同士が支え合うネットワークを形成していくという、自立・分散型かつ交流を促進する社会の構築を目指していくことが重要です。
同時に、森里川海からもたらされる生物多様性の保全や生態系サービスがもたらす恵みの享受等、自然システムと人間・社会システムの統合的向上を通じ、人と自然が共生する地域の豊かさを創造していくことが求められます。
こうした人間活動と環境保全をめぐる横断的な課題を統合化し、将来世代に向け一体的な解決に資する研究を募集します。
テーマ 2:自然再生による持続性ある地域づくりと生物多様性の回復
近年、気候変動や農地開発、侵略的外来種の蔓延による生息環境の悪化、乱獲・過剰採取などにより、生物多様性は急速に失われ、生態系の持つ機能の劣化が指摘されています。
自然の損失を食い止め、回復軌道に乗せるため、OECM の拡充による 30by30 目標の達成等に加え、生態系の構造や機能の回復が課題となっています。
そのためには生物多様性の保全と持続的利用の両立を可能とするネイチャーポジティブ経済の実現を含めた社会を挙げての取組が必要であり、それに向けては専門家の知見に加え、NPO・地域住民・企業・行政等、多様なステークホルダーの参画を通じた取り組みが求められます。
こうした自然再生と地域づくりを通じた生態系機能回復と生物多様性の保全を目指すとともに、SDGs の達成、気候変動への適応など多様な課題の解決に資する研究を募集します。
また学際的総合研究は上記の設定されたテーマに対して、下記の点を兼ね備えた研究を期待します。
※代表研究者:当該研究組織を代表し、その中心となって研究のとりまとめを行ない、研究助成金の管理及び報告事務等を含めて、研究計画の推進に責任を持ちうる人、とします。
これまでの助成実績 | https://nihonseimei-zaidan.or.jp/kankyo/05.html |
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ワークショップの開催一覧 | https://nihonseimei-zaidan.or.jp/kankyo/03_ichiran.html |
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募集要項詳細 | https://nihonseimei-zaidan.or.jp/kankyo/pdf/2025/bosyu_youkou.pdf |
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当助成への応募は Web 申請となっています。Web 申請以外の応募手段はありません。
※ 応募書類をご提出の際には特に下記の点にご留意願います。
研究助成内容・額 |
総額:4,000 万円程度 (予定、若手研究・奨励研究の助成額を含む) 1,000 万円 ~ 1,500 万円 (2 年間分) ■選考結果通知:2025 年 9 月 申請者全員にメールにて通知 |
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実施期間 |
2025 年 10 月から 2 年間 |
応募・申請期間 |
2025 年 3 月 25 日 (火) |
締切注意 |
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事前登録について |
応募にはマイページの新規登録・ログインが必要です。
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団体名 | 公益財団法人 日本生命財団 (ニッセイ財団) |
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担当者名 | 環境問題研究助成 事務局 |
所在地 | 〒541-0042 大阪市中央区今橋 3-1-7 日本生命今橋ビル 4F |
電話 | 06-6204-4012 |
FAX | 06-6204-0120 |
メール | http://www.nihonseimei-zaidan.or.jp/ |
Web サイト | https://nihonseimei-zaidan.or.jp/ |