日本フィランソロピック財団 第 2 回「ダウン症住まい支援基金」

このページのコンテンツは、公益財団法人 日本フィランソロピック財団 が実施する助成情報です。

概要・趣旨

ダウン症の方々は、かつて「平均寿命が短い」と言われていましたが、近年、医療の発達などの環境の変化とともに、寿命が延びてきています。年を重ねて豊かな人生を送る環境を実現するには、地域やコミュニティの付き合いや老障介護等、避けては通れない課題も生まれています。「ダウン症住まい支援基金」は、ダウン症を含む知的障がいを持つ方々が、自分らしく生きていけるような社会が実現することを願い、「住まい」に注目して支援します。

■寄附者のおもい
ダウン症の方々が、個性を尊重するグループホームなどの共同生活の住まいで、仲間とともに楽しく人生を送ってほしいというおもいを籠めて設立しました。「今暮らしている地域で親しい人たちと一緒に暮らせたら心強い」、「音楽・美術・運動等好きなことを思いっきりできる住まいがあったら楽しそうだ」等、ダウン症者とその親が明るい未来を描けるような住まいが増えることを願っています。

助成の対象となるもの

近畿 2 府 4 県 (兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県) を所在地とする知的障がい者グループホームの建物の新築、改築、増築、改修、修繕または備品購入・設置など、利用者の QOL 向上に資する設備の充実を図る事業

■助成対象事業例

• 地域と柔軟な連携を行う知的障がい者グループホームの新設
• よりスムーズな移動を目的とした間取りの変更やバリアフリー化
• 利用者の特性に合わせた防音室の導入
• 見守りカメラの設置
• 利用者の特性に合わせた防音機器の設置
• 娯楽を目的としたプロジェクターの設置
• 古いエアコンや冷蔵庫など家具家電の入れ替え

• 事業例で紹介した事業はあくまで例示です。応募しようとする事業が助成対象となるかどうかご不明な場合は、事務局までお問い合わせください。
• 建物の新築・改修等にあたっては、責任をもって関連法令 (建築基準法、消防法、社会福祉法等) 及び整備地域の条例を遵守してください。

助成の応募・申請要件

以下の条件を満たす団体

• 社団法人・財団法人 (一般及び公益)、特定非営利活動法人、社会福祉法人など非営利活動・公益事業を行なっている法人
• 近畿 2 府 4 県を所在地とするグループホーム指定事業者の指定を受けている法人
• 「助成先団体に求められる義務・条件」に同意いただける法人

■助成先団体に求められる義務・条件

• 助成金の適正な使用
• 適切なガバナンス・コンプライアンス体制
• 障がい特性や障がい程度を踏まえた支援の質の確保
• 協力医療機関等との連携
• 虐待防止委員会の設置と従業員への研修実施
• 反社会的勢力の排除
• 当財団との助成契約締結
• 成果報告書の提出 等
• 当財団による視察やヒアリングへの対応

• 指定事業者を申請中の法人を含み、ダウン症者が現在入居中であるかは問いません。
• 応募事業において、国や地方公共団体、その他の助成財団等から補助金や助成金の交付を受ける場合は、経費の二重計上はできません。

募集要項詳細	https://np-foundation.or.jp/information/media/2nd_bosyuyoukou_downsumai.pdf

助成実施団体詳細

団体名	公益財団法人 日本フィランソロピック財団
担当者名	第 2 回「ダウン症住まい支援基金」事務局
所在地	〒105-0004 東京都港区新橋 1 丁目 1 番地 13 号 アーバンネット内幸町ビル 3 階
電話	050-3521-0160
メール	info@np-foundation.or.jp
Web サイト	https://www.np-foundation.or.jp/
その他の連絡先等	応募に関してのお問い合わせは、メールアドレスにお送りください。 ※ お問い合わせは、2025 年 3 月 14 日 (金) 9：00 までの受付となります。お問い合わせメールは、件名を「ダウン症住まい支援基金」として、団体名、担当者名、担当者の電話番号を必ず記載ください。ご回答には数日いただく場合があるため、時間に余裕をもってお問い合わせください。