KISA2隊 休眠預金活用 「医療と介護/福祉の架け橋が、命を守り・心を救う」

このページのコンテンツは、⼀般社団法⼈ KISA2 隊 が実施する助成情報です。

概要・趣旨

本助成は「⺠間公益活動を促進するための休眠預⾦等に係る資⾦の活⽤に関する法律」をもとに一般財団法人 日本民間公益活動連携機構 (JANPIA) が提供する「通常枠」の資金を基に実施されるものです。

多発する災害において、国民の命と暮らしを守るには医療や介護・福祉の途切れない支援が必要です。しかし現実は、医療と福祉/介護を担当する行政部門が異なるため組織間の連携不足があり、救急医療を中心とした対策では福祉領域が手薄になることで、生活の質低下や復旧遅れを招いている現状があります。この状況を打開するには、平時から医療・福祉・行政が互いに連携し、有事において資源や情報を共有することや、外部からの支援を地域の資源へと円滑に引き継ぐ人材や組織の育成が急務となっています。

そこで私たちは、休眠預金を活用して災害に強いコミュニティづくりを進めてまいります。すでに地域で医療と福祉・介護をつなぐ経験・ネットワークを持つ皆様を対象に、地域 BCP (連携型 BCP) の策定、多職種連携チームの形成、組織基盤強化を支援します。これにより地域の受援力・支援力を高め、強靭な連携体制を構築します。より多くの命と心を守ることができるよう、地域に根ざした皆さまからの積極的な応募をお待ちしています。

助成の対象となるもの

■資金分配団体が目指す解決すべき社会の諸課題

• 地域の災害時の受援⼒が低い
• 災害フェーズや地域特性に応じた柔軟な⽀援ができていない

■期待する活動概要

• 地域の医療・介護・福祉専⾨職および関係機関の災害対応⼒を向上させる。
• 地域の医療機関・介護・福祉施設、⾏政等と平時から連携し、地域 BCP (または連携型 BCP) を策定する。
• 災害時には⽀援を迅速かつ効果的に受け⼊れることができる受援⼒を持った地域へと発展させる。
• 医療・介護・福祉をつなぐコーディネーターを養成し、災害⽀援おいても貢献することができる。

■具体的な活動のイメージ

• 災害対応プラットフォームの運営
• 情報共有ツールの活⽤
• 災害対応に関する研修会や事例検討会の開催
• 災害時に対応可能な⽀援⼈材の育成
• 災害時の必要資材の備蓄、または調達ルートの構築
• 地域 BCP (または連携型 BCP) の策定
• BCP に基づく訓練やシミュレーションの開催

• 日本国外での活動を含む事業については選定審査において事業ごとに可否を判断します。
• 今回申請する事業と、既に休眠預⾦事業として採択されている事業とは別事業であることが必要です。

助成の応募・申請要件

実⾏団体として助成の対象となる団体については、法⼈格の有無は問いませんが、医療・介護・福祉などの分野で多職種連携の構築 (運営) の実績があることが必要です。また、ガバナンス･コンプライアンス体制を満たしている団体である必要があります。
申請事業の運営上の意思決定及び実施を 2 団体以上で共同して⾏う場合は、共同事業体での申請を⾏うことができます。

• 通常枠と緊急枠の重複申請の可否について、申請団体は通常枠と緊急枠の事業の内容が異なるものであれば、それぞれの公募枠に同じ時期に申請することも可能です。
• 今回申請する事業と、同時期に他の資⾦分配団体へ申請しているまたは申請する予定の事業は別事業であることが必要です。採択結果が分からない段階で、複数の資⾦分配団体に同⼀事業の申請をすることはできません。
• 国外を活動範囲に含む場合は、国内に主な活動拠点を有する⽇本の法⼈である必要があります。
• 国⼜は地⽅公共団体から補助⾦または貸付⾦等の⽀援 (ふるさと納税を財源とする資⾦提供を含む) を受けていない、かつ受ける予定のない事業の中から助成対象事業を選定します。なお、他の助成財団から助成等を受けている団体が、同⼀事業について実⾏団体として助成等を受けることは可能とします。

募集要項詳細	https://kisa2tai.or.jp/lp/kyumin2024/

助成実施団体詳細

団体名	⼀般社団法⼈ KISA2 隊
担当者名	休眠預⾦活⽤事業事務局
所在地	〒615-8074 京都市⻄京区桂南巽町 154-3 ホッホラントビル
メール	kyumin@kisa2tai.com
Web サイト	https://kisa2tai.or.jp/
その他の連絡先等	2 ⽉ 7 ⽇ (⾦) まで必要に応じて休眠預金に関する個別相談も受付けています。 KISA2 隊へのお問合せは、 メールフォームがご利用いただけます。