対象条件 | NPO法人 個人 任意団体・地域住民組織など その他の非営利法人 |
---|---|
必須実績 | 特になし |
実施期間 |
2025 年 4 月 1 日 (火) ~ 2026 年 3 月 31 日 (火) |
---|---|
応募・申請期間 |
2025 年 2 月 10 日 (月) |
お米から果物など幅広い農産物に用いられ、シロアリ駆除剤や家庭用殺虫剤として身近な暮らしにも入り込んでいる浸透性殺虫剤 (ネオニコチノイドおよび類似の作用を持つ化学物質)――。近年の急速な研究の進展により、環境中での持続的な慢性曝露による無脊椎動物への時間累積的毒性や、食物連鎖を通じた漁業への脅威などが明らかになりつつあります。世界の科学者コミュニティからは、生態系と生物多様性全体を脅かすことへの警鐘が鳴らされるだけでなく、ヒトの母体から胎児への移行や発達神経毒性を示す研究成果も蓄積されつつあります。
本助成は、予防原則を踏まえて、製薬メーカーの意向や現行の行政判断に左右されない独立の立場からネオニコチノイド系化学物質の影響を検証する「調査・研究」活動、浸透性殺虫剤の問題点や最新の研究成果を広く共有する「広報・社会訴求」活動、浸透性殺虫剤を使わないサプライチェーンの確立をめざす「市場“緑化”」活動、国や地方の立法・行政機関に汚染実態調査や規制強化を促す「政策提言」活動を支援します。国の農薬再評価とオーガニック推進が進むいま、確実な規制強化へつながる成果を期待しています。
a) 調査・研究部門
現行の農薬行政や製薬メーカーの意向から独立し、予防原則に基づいて一般市民・消費者・生産者の保護につながる調査や研究のプロジェクト、農薬再評価の資料となる生態系影響調査など
【企画例】
b) 広報・社会訴求部門
ネオニコチノイド問題をより多くの人びとに伝え、どのように対処していけばいいかをともに考えるプロジェクトや、メディアを巻き込んだ課題共有の場づくり、ネット動画による情報発信など
【企画例】
c) 市場“緑化”部門
生産者、流通業者、消費者にまたがるネオニコチノイド系農薬の利用経路に沿って、被害を最小化するためのプロジェクトなど
【企画例】
d) 政策提言部門
ネオニコチノイド系農薬をめぐる規制や利権構造のあり方を変えていくために、中央と地方の政府および議会、製薬会社、JA といった関係者に働きかけ、一般市民や地域住民と協働するプロジェクトなど
【企画例】
ネオニコチノイド系農薬に関する問題提起や、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体 (ボランティアグループ、NPO / NGO、公益法人、研究機関、生産者など、地域、法人格、活動実績は問いません)
ネオニコチノイド系農薬問題 解説資料・データ集 | https://www.actbeyondtrust.org/neonico_reference/ |
---|
募集要項詳細 | https://www.actbeyondtrust.org/production/wp-content/uploads/2024/12/2025_neonic_yoko.pdf |
---|
所定の申請用紙に必要事項を記入のうえ、メール添付で公募事務局まで申請してください。
申請企画の関連資料 (企画書、パンフレットなど) に加えて
申請団体の活動状況がわかるもの (規約・定款、ニュースレター、人件費規定、直近の報告書・収支決算書など)
申請者プロフィール (100 字程度、書式自由)
をご提出ください。
応募・申請書のダウンロード 案内チラシのダウンロード※ 応募書類をご提出の際には特に下記の点にご留意願います。
助成内容・額 |
1 企画あたりの助成額:上限 100 万円 2 分野以上にまたがる案件は、1 分野を超えるごとに 1 分野あたり 50 万円を加算した額を助成上限とします。 ■審査および決定時期 ■助成金の振込時期 |
---|---|
実施期間 |
2025 年 4 月 1 日 (火) ~ 2026 年 3 月 31 日 (火) |
応募・申請期間 |
2025 年 2 月 10 日 (月) |
締切注意 |
|
団体名 | 一般社団法人 アクト・ビヨンド・トラスト |
---|---|
担当者名 | ネオニコチノイド系農薬問題公募事務局 |
所在地 | 〒150-0044 東京都渋谷区円山町 5-5 Navi 渋谷 V 3 F |
電話 |
070-6551-9266
※ 平日 10:00 ~ 19:00 |
メール | grant@actbeyondtrust.org |
Web サイト | https://www.actbeyondtrust.org/ |