ベネッセこども基金「重い病気を抱える子どもの学び支援活動助成」-2025 年度

このページのコンテンツは、公益財団法人 ベネッセこども基金 が実施する助成情報です。

概要・趣旨

　当財団は、未来ある子どもたちが安心して学習に取り組める環境のもとで、自らの可能性を広げられる社会を目指しています。地域ごとの課題に沿った子どもの支援に取り組む団体への支援を通して、子どもたちの学びの機会づくりや環境整備などの活動が活性化された状態となり、良い事例をモデル化して全国へ展開していくことを最終目標としています。助成事業においては、のべ 332 団体、約 5 億円の助成を実施してまいりました。

本助成では日本全国の地域において、重い病気により学びに課題を抱える子どもたちを、その支援活動に取り組む団体への助成を通して、支援します。

■ 助成説明会
以下の予定で助成についての説明会を実施します。
ご希望の方は助成ページよりご確認の上、お申し込みください。

• 日時：7 月 22 日 (月) 12：00 ～ 13 ：00、19：00 ～ 20：00 (オンライン形式)

※ 2 回とも同じ内容になります。
※本説明会の内容は、上記の説明動画と同じ内容になりますが、説明会では質問などをお受けすることが可能です。

■ 個別説明会
申請書の具体的な記載方法などオンラインによる個別相談会を承っております。
ご希望の場合は募集要項をご確認のうえお申し込みください。
個別相談会へは、説明会への参加、あるいは動画の確認を済ませたうえでご参加ください。

助成の対象となるもの

• 重い病気により長期入院や長期療養している子どもの意欲を高め、学びに取り組む手助けとなる事業を対象とします。

※「学び」とは知識の獲得だけでなく、子どもの成長を促す豊かな体験や出会いなども含めて、広くとらえています。

• 課題解決に向けた問題提起やユニークな視点を含んだ企画であり、同じ課題に取り組む人たちが参考にできるモデルとなることが期待できる活動を重視します。

＜事業例＞

1. 重い病気を抱える子どもの学びの意欲や QOL 向上につながるプログラムの開発と提供
   • 活動の例：病気療養中の高校生世代が単位履修や復学をするための取り組み
2. 長期入院や長期療養によって学びや体験の機会が得にくい子どもへのサポート
   • 活動の例：オンラインで同世代の子どもたちと学びや遊びの機会を継続的に提供する取り組み
3. 小児病棟や院内学級への、子どもの学びや体験をサポートする人の育成・研修や派遣
   • 活動の例：学校と病院、地域の支援団体などとの連携コーディネートする取り組み
4. 重い病気を抱える子どもの学びに関する課題や取り組みの社会発信
5. 新たな支援獲得や活動の仕組みづくり

• 収入見込みに自治体の補助金や他の公共法人等の助成金が含まれていても応募できます。

助成の応募・申請要件

●上記助成テーマで活動を行っている非営利団体 (特定非営利活動 (NPO)、財団法人、社団法人、社会福祉法人など)
●「助成決定後の義務・条件」に同意いただける団体

• 法人格が無くても申請可能ですが、個人名義の口座への助成金の振り込みはできません。
• 原則として営利団体への助成は行いません。

過去の助成先	https://benesse-kodomokikin.or.jp/subsidy/

助成応募 FAQ	https://benesse-kodomokikin.or.jp/subsidy/2025bjyosei_faq.pdf

募集要項詳細	https://benesse-kodomokikin.or.jp/subsidy/2025bjyosei_youkou1.pdf

助成実施団体詳細

団体名	公益財団法人 ベネッセこども基金
所在地	〒206-8686 東京都多摩市落合 1-34
電話	04-7137-2570 ※ 平日 10：00 ～ 17：00、8 月 13 日 (火) ～ 8 月 16 日 (金) を除く
メール	kodomokikin@grop.co.jp
Web サイト	https://benesse-kodomokikin.or.jp/