この助成事業の受付は終了しました

助成情報

この助成事業の受付は終了しました

掲載日:2023 年 9月 24日  

対象条件 NPO法人 個人 任意団体・地域住民組織など その他の非営利法人 
必須実績 年齢制限あり 
実施期間

2024 年 5 月 1 日 (水) から最長 3 年間
(登録時に 1 年間、2 年間、3 年間のいずれかを選んでください)

応募・申請期間

2023 年 11 月 30 日 (木)

トヨタ財団「”特定課題“ 先端技術と共創する新たな人間社会」-2023 年度

  • 科学技術・学術
  • 範囲:100万円以上
  • 対象経費:諸謝金
  • 対象経費:旅費
  • 対象経費:人件費
  • 対象経費:その他

このページのコンテンツは、公益財団法人 トヨタ財団 が実施する助成情報です。

概要・趣旨

 デジタル技術の飛躍的な発展を契機とした ociety 5.0 実現が模索されるなか、新型コロナウイルス感染症拡⼤への対応もあり、デジタル技術の活用が急速に進展し日常生活に浸透してきています。このようなデジタルトランスフォーメーション (DX) の加速を的確に捉え、たとえば法整備の遅れや倫理的・制度的問題、新しいコミュニケーションの形、学校・教育現場での積極的対応、少子高齢化が急激に進む日本社会の将来に向けた多様な活用のあり方など、先端的なデジタル技術をとりまく様々な課題に対応するプロジェクトを募集します。とりわけ生成 / 生成系 AI (ChatGPTなど) は、いよいよ私たちの創作活動の領域にまで影響を及ぼしつつあります。

 時代の大きな変革を予感させる現実を踏まえ、将来を見据えた議論を展開し先端技術と共創する未来を描く、独創的な視点で野心的に取り組むプロジェクトが求められています。こうした社会的背景 / 問題意識を踏まえ、トヨタ財団では特定課題として『先端技術と共創する新たな⼈間社会』を基本テーマに、次のいずれか一つ以上にかかわるプロジェクトの助成を行います。

  • 技術開発そのものではなく、先端的な科学技術と社会とのかかわりについて問うもの
  • 先端技術がもたらす変化に対し、ポジティブなものは活かし、ネガティブなものは克服し、人間のあり方を問うもの
  • 新規性に溢れた発想で野心的に課題に取り組む若手研究者の育成、あるいは若手研究者らが議論する土壌をつくり、実践していく先駆的な活動 / 場にかかわるもの

 本特定課題では、上記の視点にもとづく研究ならびに活動への助成を通じて、先端的な科学技術がもたらす社会変動を的確に捉え、私たちの社会をより豊かなものとすることを望んでいます。

助成の対象となるもの

 基本テーマ:「先端技術と共創する新たな人間社会」

 助成分野:先端的な科学技術によってもたらされる社会的諸課題にかかわる分野

具体的な切り口としては、以下のような例を想定しています。

  • 中⻑期視点に立ち、先端的な科学技術による社会的影響を学術的・理論的に考察する研究。特に、AI 技術などをはじめとした、かつて人類が経験したことのない情報技術の飛躍的進展に関して、これまでの科学技術と社会とのかかわりと比較して何がどう異なるのかを、マクロな視点から歴史的に検証する研究や、文理を超えて分野横断的に探究するもの、既存の制度的な枠組み等の課題と変革の方向性について考察するものなど。
  • 先端的な科学技術の具体的な利活用に関する研究。先端技術を社会生活のなかで実際にどう活用できるか、現場での活動を踏まえて検証・提言を行うもの。いわば実践的な研究で、今まさに生起しつつある喫緊の課題に対処するもの。例えば、AI 等デジタル技術と教育の視点では、
    ①デジタル技術に適応していく上で必要とされる資質増進に資する教育
    ②AI 等デジタル技術を適切に利活用するための教育
    ③AI 等デジタル技術を取り入れた教育実践
    ④AI 等デジタル技術ではなく人間にしかできない能力の育成
    といった 4 つの視点が想定されます。
  • 研究者・技術者のネットワークづくりに寄与する活動。先端的な科学技術と社会とのかかわりを的確に捉えるために、理系と文系が問題意識を共有し両者が融合した成果を得ることを目指すもの。とくに若手を中心に、文理の垣根を超えた国際的な交流・ネットワークづくりを促進するもの。

助成の応募・申請要件

  • プロジェクト代表者の主たる居住地が日本国内で、かつ日本語で日常的なコミュニケーションがとれること。応募書類の受け付けは日本語のみとなります。
  • 先端的な科学技術をとりまく社会的諸課題の解決に資するプロジェクトであること。技術開発が主たる目的の研究・活動は認められません。
  • 助成期間中は財団と連絡を密に取り、財団が主 / 共催するシンポジウム等に参加すること。
団体の場合

共同研究プロジェクト

  • 2 名以上による共同研究プロジェクトで、代表者の年齢が助成開始時に 45 歳以下であること。ただし、若手を中心にさまざまな世代による協働プロジェクトを奨励します。その他、所属・経歴等は不問。
  • 文系と理系、研究者と実践者など、分野・領域を架橋するプロジェクト and/or 国際的な研究・活動に資するプロジェクトであること。設定した課題に対して、必要且つ適切な広がりをもつ分野・領域横断的なチームを形成すること。
  • 書籍、映像、シンポジウム等、研究成果を広く社会にむけて発信するための計画を⽴て、助成期間中に達成できるよう取り組むこと。
個人の場合

個人研究プロジェクト

  • 助成開始時の年齢が 40 歳以下であること。所属・経歴等は不問。
  • 先端的な科学技術をめぐる諸課題に対し、若手研究者が独創的・野心的にアプローチする萌芽的研究プロジェクトであること。柔軟で新規性に溢れた発想に基づくプロジェクトを歓迎。(萌芽的 / 個人研究であることから) 研究成果の発信 / 社会的還元の程度は問わないが、研究の社会的インパクトを意識し、個人の業績が主目的の企画内容ではないこと。共同研究等への展開が期待される将来性のあるプロジェクトであること。
  • 2022 年度助成対象一覧 https://www.toyotafound.or.jp/special/2022/advanced.html
    募集要項詳細 https://www.toyotafound.or.jp/special/2023/data/2023_youkou_sentan.pdf

申請の方法

  1. 応募者情報の登録 (応募エントリ―)
     【応募の受付はこちら】よりウェブ応募ページに入り、応募者情報の登録を行ってください。
  2. 応募書類の作成
     ご登録いただいた電子メールアドレス宛に応募者専用ページの URL が送信されます。「基本情報」 (Excel) および「企画書」 (Word) の書式をダウンロードし、必要事項を記入して、応募書類を作成してください。
  3. 応募書類の提出
     応募者専用ページより、基本情報および企画書を送信 (アップロード) してください。ご登録いただいた電子メールアドレス宛に、応募完了の通知を送信します。通知が届いていない場合は事務局まで速やかにお問い合わせください。
応募・申請書のダウンロード

※ 応募書類をご提出の際には特に下記の点にご留意願います。

  • 電子メール、郵送、ご来所、FAX による応募は受け付けておりません。
  • 基本情報および企画書の差し替えは受け付けられませんので、送信前に必ずご確認ください。また、送信した基本情報および企画書のデータは、選考結果が通知されるまで必ず保管してください。
  • 応募書類を提出いただく際に、基本情報および企画書以外の資料は不要です。
  • ご提出いただきました応募書類等はお返しできませんので、あらかじめご了承ください。
  • 応募締め切り (2022 年 11 月 30 日 (水) 15:00) の直前は、回線が混雑し送信できない可能性がありますので、お早めにご応募ください。

その他のデータ・期間等

助成内容・額

総額:4,000 万円 (共同:3,500 万円、個人 500 万円)

  • 共同研究:1 件につき 500 万円 ~ 1,000 万円程度
  • 個人研究:1 件につき 100 万円 ~ 200 万円程度
  • 助成対象プロジェクト に直接的にかかわらない費用、組織・団体の一般管理費 (オーバーヘッド) は予算として認められません。ただし、プロジェクトを運営する上で必要不可欠な作業にかかわる人件費については、謝金として 予算に含めることが可能です。
  • 技術開発が主たる目的ではないため、機材購入など研究設備に関する支出が全予算の 10 %を超えないようにしてください。
  • 必要な経費のみを積算して予算計画を立てるようにしてください。予算の妥当性は選考の重要な要素となります。
  • 選考結果は、2024 年 3 ⽉下旬頃に応募時に登録していただいた電子メールアドレス宛てにお知らせいたします。助成開始は 5 月 1 日 (水) の予定です。
実施期間

2024 年 5 月 1 日 (水) から最長 3 年間
(登録時に 1 年間、2 年間、3 年間のいずれかを選んでください)

応募・申請期間

2023 年 11 月 30 日 (木)

この助成事業の応募・申請はすでに終了しました。

締切注意
  • 申請は Web のみです。
  • Web申請は、締切日の 15:00 までに送信してください。
事前登録について

 応募にあたって、財団の担当プログラムオフィサーに事前相談をすることができます。ご希望の方は、コンセプトノート (書式自由 A4、1-2 枚程度) をご用意の上、電子メールにてお問合せください。事前相談は、2023 年 11 月 16 日 (木) までとさせていただきます。

 また、公募期間中、オンライン公募説明会を開催します。公募を検討されている方は、奮ってご参加ください。申し込み方法などの詳細はホームページをご確認ください。事前登録が必要です。

<オンライン公募説明会>
日時:2023 年 10 月 4 日(火)16:00~17:00、2023 年 10 月 17 日(月)13:00~14:00

※ 公募説明会に参加されなくても応募は可能です。

助成実施団体詳細

団体名 公益財団法人 トヨタ財団
担当者名 加藤
所在地 〒163-0437 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル 37 階
電話 03-3344-1701

※ 在宅勤務併用中につき、電話でのお問い合わせに対応できない場合があります。 ご連絡はできる限り電子メールでお願いします。

FAX 03-3342-6911
メール society-tech@toyotafound.or.jp
Web サイト https://www.toyotafound.or.jp/
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