イオン環境財団 第 32 回「環境活動助成」-2022 年度

このページのコンテンツは、公益財団法人イオン環境財団 が実施する助成情報です。

概要・趣旨

イオン環境財団は、1990 年「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というイオンの基本理念のもと、地球環境をテーマにした日本初の企業単独の財団法人として、設立されました。設立以来、世界各地の多様なステークホルダーや地域ボランティアの皆さまとともに、｢助成｣をはじめ、｢植樹｣｢環境教育｣等を中心に、様々な環境活動を実施してまいりました。

「助成」では、持続可能な社会の実現のために世界各地で環境活動に取り組んでいる非営利活動団体を対象に、活動費の一部を助成しております。公募の基本 テーマと活動分野は、時代とともに変化しつつ、これまでの 31 年間で累計 3,250 団体に対し、総額 29 億 6,591 万円の助成を行いました。今後は、助成先団体と協働し、さらなる連携強化を目指してまいります。

基本テーマ
「里山コモンズの再生」※
かつて、地域で大切にされてきた里山は、様々な課題をかかえ、現在は、人と自然の共生関係が崩れかけています。地域内外のあらゆる人々と連携し、バランスを取り戻すことで、望ましい共生関係を再構築し、地球環境の持続性に貢献する里山づくりを目指します。

※「里山コモンズの再生」とは
人間活動と自然環境のバランスが取れ、地域の文化を継承・活用して 地球環境の持続性に貢献する、開かれた里山づくりのこと

助成の対象となるもの

基本テーマ： 「里山コモンズの再生」
活動分野：

1. 里山（里地・里川・里湖・里海を含む）の保全・維持・管理
   • 活動の例：下草刈り、間伐、河川の浄化などによる里山の維持管理活動
2. 植樹を含む里山の修復
   • 活動の例：地域で開催される植樹活動を含めて里山の修復活動
3. 野生動植物・絶滅危惧生物の保護
   • 活動の例：絶滅危惧種の保護や生物多様性の保全に貢献する活動
4. 自然資源の利活用
   • 活動の例：持続可能な地域づくりのための里山の特用林産物や資源を活かした活動
5. 自然環境教育
   • 活動の例：地域の子供たちや住民への環境教育や体験の提供
6. 里山に関わる伝承活動
   • 活動の例：伝承文化の交流に関する活動
7. 被災地の里山復興活動
   • 活動の例：地震・大雨・津波・放射線などで被災した里山の復興活動7

助成の対象とならないもの

• 受領した助成金を、他の団体の支援に使用する行為(仲介、又は同等の行為)
• 他のイベントに参加する等の活動
• 学術研究、書籍・論文等の出版活動
• 営利目的の団体、行政機関、学校法人

助成の応募・申請要件

1. 貴団体自らが企画・主催し、地域の皆さまと共に実施する参加型の活動が対象です。
2. 活動地は世界各国どこでも可能です。
3. 助成期間は1年間です。
4. 申請時点で、設立後 1 年以上の活動実績を有する非営利活動団体が対象です。
5. 報告業務について、速やかに対応できる体制が必要です。
6. 1 団体からの申請は、1 件に限ります。
7. 政治・宗教活動を目的にしておらず、反社会的勢力とは一切関わりがないことが条件です。

• 日本国内に窓口があり、電話とメールを介して日本語で連絡が取れることが必要です。
• 1 年を超えて助成を希望される場合は、次年度に改めて応募してください。
• 運営団体の法人格の有無や種類は問いません(任意団体可能)。

募集要項詳細	https://www.aeon.info/ef/environmental_activities_grant/public_offering/about.html

助成実施団体詳細

団体名	公益財団法人イオン環境財団
担当者名	助成 申請受付係
所在地	〒261-8515 千葉市美浜区中瀬 1 丁目 5 番地 1
電話	043-212-6022
メール	ef@email.aeon.biz
Web サイト	https://www.aeon.info/ef/