寄付金募集情報

掲載日:2024 年 7月 30日  

次世代の E9 、次世代の舞台芸術にご支援をお願いいたします!

THEATRE E9 KYOTO 5 周年ファンドレイジングキャンペーン

  • 分野
  • まちづくり
  • 観光・文化・芸術

このページのコンテンツは、一般社団法人 アーツシード京都が募る寄付金募集情報です。

目的

THEATRE E9 KYOTO 開館 5 周年を記念して、舞台芸術の次世代 (Next Generation) を応援することを目的に基金を設立します!
E9 は、25 年度に芸術監督職をあごうさとしから、20 代の若き演出家村上太基氏 (現 E9 芸術参与) にバトンタッチします。村上氏の 1 期目の任期 25 年- 26 年度にあわせて、24 年度を含めた 3 年間の事業・運営にご支援をお願い申し上げます。

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「新しい公共」としての民間劇場

民間劇場であっても、劇場はそもそも公共的な場だと考えています。学校や病院や美術館、博物館と同じくらいにその特性はあると信じています。

E9 は、2015 年から 17 年にかけて、京都市内の 5 つの小劇場が閉館することを受けて、多くの個人・法人の皆様のご支援によって創設され、今に至っています。つまり E9 は、特定の限定された個人または団体が利用するのではなく、多様なアーティストや市民が上演できる劇場であることが趣旨であります。それを実現すべく、主催事業・共催事業のほか、なるべく廉価で利用いただけるよう、定価料金より大幅に減免した提携公演の枠組みもあります。同規模の東京・大阪の劇場と比べても 6 割程度になっているかと思います。劇場利用料が廉価であれば、長く劇場を利用しやすくなり、以下のような、効果が期待されます。若いアーティストが利用しやすい。作品の完成度を高められる、実験的な取り組みが計画しやすい、上演回数を増やして集客につながる、安全管理が行き届く、など。

ただ、劇場の経営という観点からは、十分な収益をあげられず、上演を支える事務局の人件費と技術管理人件費も賄えないのが、これまでの実状です。

上記を前提条件に、主催事業・共催事業などを行い、より積極的なアーティスト支援あるいは作品創作や育成事業を行って参りました。

民間劇場の場そのものを支えるには、基本的には民間の自助努力が基礎となります。更なる経費削減、収益の確保など努力を重ねて参ります。その上で、次世代の創造環境を現状よりもアップグレードすべく、ファンドレイジングキャンペーンを始めました。次の新たな3年を、どうかお支えください。いつの日か、「100 年の小劇場」となれるよう、末長いご支援とご協力を賜りますよう切にお願いを申し上げます。

THEATRE E9 KYOTO 芸術監督 あごうさとし

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初めまして、村上太基といいます。
僕は 2018 年から、京都を拠点に活動する舞台芸術カンパニー、共通舞台で演劇をつくっています。

僕がサッカー少年だった頃、姉は演劇部部長をしていて、母はよく観劇に出掛けていました。
その姉と母が演劇について話しているのを盗み聞きしながら、この人たちはなぜこんなにも興奮しているのだろうかと不思議に思っていました。そしてその不思議に思う気持ちが、いつしか演劇に対する強い興味になっていったのです。
2015年、僕は初めて劇場に足を踏み入れました。当時の僕は何をしても楽しくない、何を食べても味がしない、という世界を感覚することができないような状態にありました。
しかし演劇が始まったその瞬間から、止まりかけていた心が再起動していくのが感じられたのです。なるほど。ずっと不思議に思っていた姉と母の興奮の正体は、もしかしたら、「生きる喜びを手にする興奮」なのかもしれないと思いました。

そして今、「生きる喜びを手にする興奮」と出会いたいという一心で演劇をつくっています。その出会いを実現させるためには、常に「そもそも」に立ち返り、「本来」を追求する姿勢が欠かせません。

芸術監督というかたちで THEATRE E9 KYOTO に関わらせていただくことで、「そもそも劇場とは何か?」という問いを得られたように思います。
その問いには、「現代において、舞台芸術をどのように継承できるのか?」
というアクチュアルな課題も含まれているでしょう。
そしてその課題と向き合うには、舞台芸術の枠に囚われることなく、あらゆる知と様々な人々の物語に出会い、新たな継承という物語を協創していく必要があるように思います。

関わる人全てと協創することを目指す共通舞台の姿勢と、THEATRE E9 KYOTO の物語とが出会うことで、新たな物語が生まれることを期待します。

みなさまと舞台芸術のこれからを協創していけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

THEATRE E9 KYOTO 芸術参与 村上太基

概要

基金の使途

  • 劇場利用料を廉価に維持するための経費の一部
  • 舞台芸術に関わる若手アーティストの創造支援
  • 舞台技術者の育成事業
  • 若手にバトンタッチする第 2 世代 (2024 年~ 2026 年) の 3 年間の E9 の運営費の一部

目標金額
1000 万円

  • ご支援いただいたお金は、いかなる場合 (例えば「基金の使徒」に記載しているプランの全部または、一部が実施できなかった場合など) においても、ご返金はできません。予めご了承ください。
  • ホームページ・銘板に記載するお名前については、公序良俗に反するもの、機種依存文字を含むものは不可となります。

方法

ご支援の申込方法
チケットフォームを通じてお申し込みいただけます。
お申し込みの際は「クレジットカード払い」をご選択ください。
ご記入いただいた住所宛にグッズ等を送付いたします。

銀行振込を希望される場合は、件名を「 E9 基金 銀行振込」とし、下記のメールアドレスまで「お名前・ご住所・ご希望のコース」をご連絡ください。

一般社団法人アーツシード京都
e9_fund@askyoto.or.jp

募集期間について

2024 年 ~ 2026 年度

お礼や報告などの方法

ファウンダープラン
■ 5 周年ファウンダー/ 10,000 円コース

  • ホームページにお名前の掲載 (希望者のみ)
  • E9 オリジナルトートバッグ

■ 5 周年ファウンダー/ 30,000 円コース

  • ホームページにお名前の掲載 (希望者のみ)
  • E9 オリジナルトートバッグ

■ 5 周年ファウンダー/ 50,000 円コース

  • ホームページにお名前の掲載 (希望者のみ)
  • E9 オリジナルトートバッグ
  • 2024 年度の観劇権利(サポーター)

■ 5 周年ファウンダー/ブロンズコース 100,000 円

  • ホームページにお名前の掲載 (希望者のみ)
  • E9オリジナルトートバッグ
  • 2024-2025 年度の観劇権利 (サポーター) 2 年度分

■ 5 周年ファウンダー/シルバーコース 300,000 円

  • ホームページにお名前の掲載 (希望者のみ)
  • E9 オリジナルトートバッグ
  • 2024-2026 年度の観劇権利 (サポーター) 3 年度分
  • 銘板へのお名前の刻印 (2025 年春-2029 年度末まで)

■ 5 周年ファウンダー/ゴールドコース 500,000 円

  • ホームページにお名前の掲載 (希望者のみ)
  • E9 オリジナルトートバッグ
  • 2024-2026 年度の観劇権利 (サポーター) 3 年度分
  • 銘板へのお名前の刻印 (2025 年春−2029 年度末まで)

■ 5 周年ファウンダー/ダイアモンドコース 1,000,000 円

  • ホームページにお名前の掲載 (希望者のみ)
  • E9 オリジナルトートバッグ
  • 生涯観劇権利 (生涯会員と同様)
  • 銘板へのお名前の刻印
  • イベントなどでの挨拶、広報媒体でのインタビュー掲載など

連絡先/詳細等

連絡担当者の記載はありません。連絡先については団体詳細の項もご覧ください。

担当者宛先 一般社団法人 アーツシード京都 宛
連絡メールアドレス

info@askyoto.or.jp

この情報の Web ページ https://askyoto.or.jp/e9/ticket/next-generation-foundation

団体詳細

団体名 一般社団法人 アーツシード京都
団体紹介

芸術の創造、普及、継承及び育成に関する活動を行い、もって人類の芸術の振興と発展に寄与することを目的として次の事業を行います。
(1) 文化及び芸術の振興を目的とする事業
(2) 地域社会の健全な発展を目的とする事業
(3) 児童又は青少年の健全な育成を目的とする事業
(4) 芸術文化を通じた国際交流を目的とする事業
(5) その他、当法人の目的を達成するために必要な事業

<活動の趣旨>
小劇場閉館が相次いている京都で、民間の力で100年続く劇場を作ろうとしています。
劇場文化とは、そこで培われる作品群と共に、それを享受する市民が日常的に劇場に通う風土をさします。それぞれの作品が市民に広く受け入れられ、現代社会のひとつの鏡として共有され、議論され、時に伝承され、地域に活力と重層性をもたらす「広場」として実感できる劇場となるには、長い時間をかけて文化にまで昇華されないと実現にはいたりません。劇場をつくるとは、建物をつくるにとどまらず、世紀をまたぐような100年を単位とする事業であると思います。

所在地 〒601-8013 京都市南区東九条南河原町 9-1
電話 075-661-2515
メール info@askyoto.or.jp
Web サイト https://askyoto.or.jp/e9
Facebook https://www.facebook.com/TE9Kyoto/
Twitter https://x.com/theatreE9Kyoto
Instagram https://www.instagram.com/theatre_e9kyoto/
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