イベントの内容

＜関西クィア映画祭 について＞
当映画祭では、2005 年から、クィア・ジェンダー・セクシュアリティ・フェミニズムを扱った作品、LGBT・性的少数者などを扱った作品、性にかかわる暮らしや生き方をテーマにした作品を世界各国から集め、京都と大阪など関西エリアで上映する場を主催しています。

■ジェールズ・ロスカム監督特集 ～ あるトランス男性の 10 年の軌跡 ～【大阪・京都会場】

2007 年の関西クィア映画祭で「フィッツジェラルド、ここに眠る」を上映して以来、同監督の作品を継続的に上映してきました。本年度は、最新作を含む全 7 作品を一堂に集め、上映します。さらに、京都での会期にあわせ来日するロスカム監督を迎え、ジュールズ・ロスカム監督来日記念講演を実施予定です。

※ 2019 年度の上映作品やタイムテーブルの詳細は 8 月上旬に公開予定

■国内作品コンペティション【京都会場 / 国内コンペティション】(10 月 19 日 (土) 開催)

2019 年度は初の試みとして、国内作品コンペティションを行います。

2005 年より開催している当映画祭ですが、ここ数年、欧米以外の国々からのアジアの作品も増えているものの、まだまだ日本の作品は少ないのが状況です。そんな中、「一つでも多くの良質なクィアな日本作品を観たい、観せたい！」という思いから、コンペティションを行います。日本の作品 (日本で作られた作品や日本に関係する背景を持つ作品) を公募したところ、22 作品の応募がありました。実行委員会での選考を経て、6 つの入選作品を上映予定です。これらの作品は、参加した観客による投票を行います。特別招待作品の終了後、最優秀観客賞の発表を行います。

【上映作品】

• 痛みのサンバ (監督：浜村満果) 2 分 / 2018年 / 日本 / 日本語
• 普通の恋 (監督：飯田藍) 9 分 / 2018 年 / 日本 / 日本語
• 愛達 (監督：稲津勝友) 18 分 / 2019 年 / 日本 / 日本語
• 半径 3 メートル以内の片隅で (監督：佐島由昭) 25 分 / 2019 年 / 日本 / 日本語
• お前、本当に梅吉か？ (監督：高山直美) 26 分 / 2014 年 / 日本 / 日本語
• ancer of the woman (監督：小野光洋) 34 分 / 2018 年 / 日本 / 日本語

～ 特別招待作品 ～
マイ・シェアメイト (田中麻子監督・KQFF 2017上映作品)
国内作品コンペティションを開催するきっかけとなった作品です。