この助成事業の受付は終了しました
この助成事業の受付は終了しました
対象条件 | NPO法人 任意団体・地域住民組織など その他の非営利法人 |
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必須実績 | 特になし |
実施期間 |
2020 年 10 月~ 2021 年 9 月 |
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応募・申請期間 |
2020 年 7 月 15 日 (水) |
プロ・ナトゥーラ・ファンド助成では、自然保護のための、フィールドワークに基づいた基礎的な研究や、地域に根ざした自然保護活動、そして当財団が年度ごとに定める特定のテーマに取り組むプロジェクトに対して助成を行います。
今年度の特定テーマ助成について
かつて、自然と開発は二項対立で捉えられた。豊かな自然が残る地域で計画された、高速道路や大規模リゾートの建設に対して、激しい反対運動が繰り広げられた。今では、自然は観光資源として、日本各地の経済を支えている。自然に親しむことが地域の発展にもつながっている反面、観光が自然環境に大きな負荷を与えるという皮肉な状況が生まれている。
我が国の観光業は急成長 を続けており、特に SNS の発達により、情報が急速に拡散し、以前は知られていなかった地域に観光客が 立ち入るようになった。
沖縄の離島では、カヌーなど自然体験を提供するツアー業者が入り乱れて島々の最奥部に入り込み、その動きを行政も把握できていない。富士山をはじめ山岳は、近年の登山ブームブームにより利用客で混雑し、トイレ・ゴミ・高山植物の踏み付けなどの問題が起きている。尾瀬など、湿地生態系への観光客の集中は長年の努力で緩和されてきた感があるが、現状の確認も必要である。
以上のような変化により、貴重な生物や生態系がどのような影響を受けているのか、現状把握は追い付いておらず、保護・保全の取り組みも進んでいない。これは、世界自然遺産や国立公園などの保護地域においても顕著である。オーバーツーリズムは、わが国の自然に確実に及んでいる危機でありながら、客観的かつ正面から取り組んでいる研究者や活動グループは多くはなく、当財団としては、この問題に警鐘を鳴らし、早急な調査や活動を促したい。
そこで、2020 年の特定テーマ助成では、保護地域における急激な観光活動の発展が、地域の生物・生態系に与える影響を調べる調査・研究、その影響緩和や普及啓発に取り組む活動に助成したい。
助成テーマ例:
募集要項詳細 | https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=cHJvbmF0dXJhamFwYW4uY29tfHd3d3xneDoyNTVmZWEyMGRlOTg1N2Ix |
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申請書の提出は、メールでのみ、受け付けます。
今年度は、 郵送による提出は受け付けません。
【メールによる PDF ファイルの送付】
※ 応募書類をご提出の際には特に下記の点にご留意願います。
助成内容・額 |
1 件あたりの上限:1 年につき 100 万円 (最大 2 年間・200 万円) 助成金の使途は、助成対象事業の実施に必要な直接経費で、助成金費目一覧表 (募集要項参照) に記されている項目とします。 |
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実施期間 |
2020 年 10 月~ 2021 年 9 月 |
応募・申請期間 |
2020 年 7 月 15 日 (水) この助成事業の応募・申請はすでに終了しました。 |
締切注意 |
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団体名 | 公益財団法人 自然保護助成基金 |
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担当者名 | プロ・ナトゥーラ・ファンド助成担当係 |
電話 | 03-5454-1789 |
FAX | 03-5454-2838 |
メール | office@pronaturajapan.com |
Web サイト | http://www.pronaturajapan.com/ |