瀬戸内オリーブ基金「ゆたかなふるさとを作る”スタートアップ助成”」-2019 年度

このページのコンテンツは、NPO 法人 瀬戸内オリーブ基金 が実施する助成情報です。

概要・趣旨

瀬戸内オリーブ基金の助成制度は、全国のみなさまからのご寄付を、瀬戸内海一帯で活動している環境活動団体に届け、その活動成果を瀬戸内海地域に還元するものです。
瀬戸内海は、世界でも有数な閉鎖性海域であり、日本一広大な国立公園です。この土地が本来もつ、海と森との絶妙な関係や自然が共存できる環境は、日本を象徴する美しいふるさとです。瀬戸内海の豊かな自然、ふるさとを子どもたちに残すために活動している環境活動、環境教育活動を支援しています。

助成の対象となるもの

1. 活動の要件
   • 主たる活動を瀬戸内海周辺一帯で行い、瀬戸内海の自然環境の保全活動、または瀬戸内海での環境教育活動に該当すること。
   • 持続可能な社会の創造を目指す活動であること。

瀬戸内海周辺一帯で、ゆたかなふるさとを守り・育て・次世代に引き継ぐ活動に該当すること。複数の分野にわたる活動も歓迎します。

1. 瀬戸内海の自然環境に相応しい植生への回復
   • 瀬戸内海の自然環境の保護、原状回復、地域の固有植物を保護する活動。
     • 活動の例
       　耕作放棄地や荒廃地等への植樹
       　外来植物の除去、地域固有種の植栽 等
2. 里山、里海の育成
   • 森林の多様な役割を発揮できるような、瀬戸内海周辺一帯で行われる環境保護、保全活動。
     • 活動の例
       　山での植樹を通して海に寄与する活動
       　生物の多様性や漁業資源を守る活動
       　植樹により土砂災害を防止する活動 等
3. 地域の緑化活動
   • 瀬戸内海周辺一帯での植樹活動により緑を増やす活動
     • 活動の例
       　緑化を促進し、緑を中心として地域がつながるための活動
       　防災林、学校林等により都市の緑化に貢献する活動 等
4. 巨木の保全
   • 瀬戸内海周辺一帯にある巨木を保全することで、地域がつながるような活動。
     • 活動の例
       　巨木の維持・管理手法を学ぶための樹木医の診断と指導
       　巨木を守る地域の機運を高める活動 等
5. 環境教育活動
   • 体験プログラムを含み、地域の環境保全を目的にする瀬戸内海で行われる学習活動。
   • 体験を契機として、瀬戸内海の環境問題に取り組む次世代を育成する活動。
     • 活動の例
       　地域の雑木林を住民や子どもたちと管理し、自然観察会を開催する活動 等
6. 地域の環境保全等をテーマにした市民活動
   • 瀬戸内海の環境問題を解決するために必要な活動。
     • 活動の例
       　海岸漂着ごみの回収作業、マイクロプラスチックへの対処等

助成の応募・申請要件

■ 団体の要件

1. 法人格を有する場合
   • いずれかの法人格を持つこと
   • 特定非営利活動法人 (NPO 法人)
   • 社団法人 (一般・公益)
   • 財団法人 (一般・公益)
   • 主たる事務所が瀬戸内海周辺一帯にあること。
   • 有給常勤スタッフが 1 名以上いること。
2. 任意団体の場合
   • 団体の設立から 3 年以上の活動金を有すること。
   • 主たる事業所が瀬戸内海周辺一帯にあること。
   • 平日、日中に連絡がとれるスタッフが 1 名以上いること。
   • 政治、宗教活動を目的とする団体ではないこと。
   • 定款、寄付行為もしくはそれに相当する規約を有すること。
   • 会計を適切に行い、会計監査を実施していること。
   • 3 年以内に法人化する計画を有すること。

募集要項詳細	http://www.olive-foundation.org/grantinfo/

助成実施団体詳細

団体名	NPO 法人 瀬戸内オリーブ基金
担当者名	事務局
所在地	〒761-4661 香川県小豆郡土庄町豊島家浦 3837-4
電話	0879-68-2911
メール	info@olive-foundation.org
Web サイト	http://www.olive-foundation.org/