この助成事業の受付は終了しました
この助成事業の受付は終了しました
対象条件 | 個人 NPO法人 任意団体・地域住民組織など その他の非営利法人 |
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必須実績 | 特になし |
実施期間 |
2020 年 4 月 1 日 (水) ~ 2022 年 3 月 31 日 (木) (2 年間) |
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応募・申請期間 |
2019 年 9 月 13 日 (金) |
民主主義と市場経済を中心にした先進国の在り方は、格差の拡大、自国第一主義やポピュリズムの台頭、長期化する紛争と大量の難民受け入れ、移民・難民の排斥、強権的な政治、貿易紛争、SNS の普及に伴うフェイク・ニュースの拡散などによって、大きく揺らいでいます。これに加えて、食料価格高騰や頻発する自然災害などにより、市場の限界や気候変動といった地球規模の課題も、日常の暮らしにおいてひしひしと感じられるようになっています。その結果、先進国のみならず、途上国や日本を含めた世界中の人びとの間で、将来への不透明感や不安が増幅しています。
このような現代社会を見据え、未来を創造していくためには、何が必要でしょうか。トヨタ財団研究助成プログラムでは、既に顕在化している課題に加え、まだ見えていない潜在的な課題を発掘し、それらと向き合うための「社会の新たな価値の創出」が必要だと考えます。これは、標準化された価値観や細分化された一部の専門的な知の体系からでは、複雑な問題の本質を捉え、予防や解決に導く手がかりを得ることは困難だと考えるからです。世界を俯瞰し未来を見通す広く柔軟な視野をもち、従来の考え方や社会の在り方を問い直しながら、新たな価値の創出に向かうことが求められています。
こうした問題意識のもと、本助成プログラムでは昨年度に引き続き「社会の新たな価値の創出をめざして」というテーマを掲げ、大学・研究機関に所属する研究者に限らず、多様なバックグラウンドをもつ人びとによる共同研究プロジェクトを募ります。ただし、本年度はこれまで以上に、問うべき課題と、それに向き合うためにめざす「社会の新たな価値の創出」が何であるのかを明示することを求めます。なぜなら「社会の新たな価値の創出をめざして」とは、研究者自身が社会とのかかわりを意識し、自らの研究における社会的意義を自問しながら、課題を発掘し、未来を創造していく担い手となることだと考えるからです。
若い感性による自由な発想から研究が深まり、未来へとつながる新たな価値が創出されることを願っています。そして、昨年度以上に、研究成果が社会のなかで広く共有されるよう、私たちとしても、研究者のみなさまと共に発信活動に取り組んでいきたいと考えています。
トヨタ財団 研究助成プログラムページ | https://www.toyotafound.or.jp/research/2019/ |
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募集要項詳細 | https://www.toyotafound.or.jp/research/2019/data/j_research_proposal_guidelines_2019_.pdf |
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募集要項と以下のプロセスをご参照の上、トヨタ財団ウェブサイト上の 研究助成プログラムのページよりご応募ください。
※ 応募書類をご提出の際には特に下記の点にご留意願います。
助成内容・額 |
総額:6,000 万円 (目安) 800 万円 / 件 (2 名以下のプロジェクト・チームの場合:150 万円 / 件)
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実施期間 |
2020 年 4 月 1 日 (水) ~ 2022 年 3 月 31 日 (木) (2 年間) |
応募・申請期間 |
2019 年 9 月 13 日 (金) この助成事業の応募・申請はすでに終了しました。 |
締切注意 |
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団体名 | 公益財団法人 トヨタ財団 |
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担当者名 | 研究助成プログラム 担当:寺崎、甲野、前川 |
所在地 | 〒163-0437 東京都新宿区西新宿 2 丁目 1 番 1 号 新宿三井ビル 37 階 |
電話 |
03-3344-1701
※ 月~金曜日 (祝祭日を除く) 10:00 ~ 17:00 |
FAX | 03-3342-6911 |
メール | kenj@toyotafound.or.jp |
Web サイト | http://www.toyotafound.or.jp/ |